トレンドマイクロさんの詐欺グループへの顧客情報の販売数が6万8000人分と判明

先日のニュースの続報来ました

サイバーセキュリティおよび防衛企業のトレンドマイクロは、従業員の1人が約68,000人の顧客の個人情報に不正にアクセスして販売したことを明らかにしました。

同社は、 従業員が名前、電子メールアドレス、チケットサポート番号、電話番号などの顧客データを社内データベースからコピーし、詐欺師に売却したと述べました。 ただし、トレンドマイクロは、支払いカードの詳細または企業顧客のアカウントにはアクセスしていないと述べました。

トレンドマイクロは、一部の顧客がトレンドマイクロのスタッフになりすましている犯罪者から詐欺の電話を受けていると苦情を申し立てた後、2019年8月にこの事件に気付きました。

「オープン調査により、これは外部ハッキングではなく、洗練された制御をバイパスするための計画的な浸透スキームに関与した悪意のある内部ソースの作業であることが確認されました」とトレンドマイクロは声明で述べています。

「当社の調査により、この従業員は盗まれた情報を現在未知の第三者の悪意のある攻撃者に販売していることが明らかになりました。 不正なアカウントへのアクセスを直ちに無効にし、問題の従業員を解雇するなど、状況を封じ込めるために迅速な措置を講じました。現在進行中の調査について法執行機関と協力し続けています」

日本に本社を置くTrend Microは 、情報およびネットワークセキュリティの分野で主要なプレーヤーです。 1988年に設立された同社は、脅威検出やウイルス対策製品など、複数のオペレーティングシステム用のさまざまなサイバーセキュリティ商品を保有しています。

トレンドマイクロは、中期サイバーセキュリティレポートで、2016年1月から2019年6月までの18億件のランサムウェアの脅威のうち、最も多くのランサムウェア脅威(42.98%)がアジアの企業に苦しんでいることを明らかにしました。 また、インドの企業は2019年前半にランサムウェア攻撃の約23.88パーセントを報告したと報告書は述べています。

同社は最近、2018年の同時期と比較して、2019年前半にファイルレス攻撃が265%増加したことを明らかにしました。ゼロフットプリント攻撃または非マルウェア攻撃としても知られるファイルレス攻撃は、デバイスに既にインストールされているアプリケーションを悪用するため、ユーザーのコンピューター上で悪意のあるソフトウェアをインストールしません。

英語圏の人たちは、トレンドマイクロにユーザー登録したせいで詐欺グループに狙われるリスクが上昇したというかわいそうな事態に (・ω・)

6万8千人ということは 約 0.56% のユーザーが被害者だったということになりますね。

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