FTCに提訴されたAVGのその後

ある日突然今で集めた個人情報を販売し始めたセキュリティ企業がFTCに提訴された話
件のネタのその後です
AVG | Information Regarding Avast’s Settlement with the FTC

米国の消費者保護機関である米国連邦取引委員会は、2014年8月からAvastがJumpshotを閉鎖する2020年1月までの間、Avastが自社製品の一部から収集した閲覧情報をどのように共有するか、具体的には匿名化された形式で情報を子会社のJumpshotと共有する方法について虚偽の説明をしたと主張し、Jumpshotがその閲覧情報の一部を100社以上に販売したと主張しています。
その期間中にAvastまたはAVGソフトウェアのユーザーだった場合、Avastの説明に騙された可能性があると主張しています。FTCはさらに、AvastがJumpshotと共有したデータは、Jumpshotが販売する前に集約または完全に匿名化されていなかった場合があり、Jumpshotは第三者が閲覧情報をユーザーまたはユーザーのデバイスにリンクできるような形でデータを販売したと主張していました。
まぁ、これが、FTC(米国連邦取引委員会)の主張だったのですが

・Avast は Jumpshot のデータを削除し、Jumpshot からデータを購入した企業にも連絡して、削除を依頼。
・今後、Avast は、ユーザーのデータを共有する相手を厳しく制限し、ユーザーの閲覧情報を第三者の広告目的で販売または共有することをやめる
というのを条件に2024 年 6 月 26 日にFTCと和解したとか言ってます

Avast | Federal Trade Commission
詳細見ると、1,650万ドルは消費者の補償に割り当てられるのは有効なままだとか。
和解というか、やらかしたのを認めたような内容ですね・ω・

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