イベルメクチンって何日で解毒できるの?
イベルメクチンの血中半減期は約18時間です。蓄積性がないと仮定すると2日ごとの投与も考えられます。現状の投与は2週間間隔で2回投与しか認められていません。投与量も200μg/Kgですが、世界の治験ではその3倍から10倍量を用いている場合もあります。さすがに10倍量は副作用が心配になります。
— 花木秀明 (@hanakihideaki) January 7, 2021
血漿中のイベルメクチン半減期が約18時間という情報や12日でほぼ排泄されるという情報は見かけたのですが、具体的なメカニズムが分からないので資料を探してみました。
NEWSLETTER_18-2.pdf - HAB研究機構
ストロメクトール錠3mgに関する資料
・イベルメクチン B1a の 血漿中半減期 は11.8 時間
・イベルメクチン総代謝物の最高値は6~7時間後
・イベルメクチン総代謝物の血漿中半減期 は2.9 日
・イベルメクチン総代謝物は12日間で96%(うち1%が尿)体外に排出される
・授乳期の健常な女性にイベルメクチン12mg投与すると母乳中のイベルメクチンが4時間後に最高値の7.6ng/mlに達するが14日後も0.6ng/mlが検出される
・尿中排泄では48時間で検出限界以下になった。
・空腹時に比べて食後に摂取すると血漿中濃度曲線下面積は2.5倍、最高血中濃度は3倍になったが半減期は3/4になった。(要するに食後摂取するとかなり高濃度になる)
・ω・ 結構色々なことが分かりますね。
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