アメリカの人用イベルメクチン中毒は1週間に3回の服用に相当する

Toxic Effects from Ivermectin Use Associated with Prevention and Treatment of Covid-19 | NEJM
2021年8月のオレゴン毒物センターにかかってきた21件の電話。
中には人用のイベルメクチンで中毒を起こしたアメリカ人もいたとのことで詳しい資料を見てみました。

中央値は64歳で20~80歳の範囲でした。(半分が男性)
17人は家畜用のイベルメクチンを獣医の処方箋を使って入手。
4人が人用のイベルメクチンを使用していました。

用量は週2回21mgを摂取していたとのことなので、アメリカ人の平均用量を14mg(体重70kg)と仮定すると、1.5x4倍の用量を適用していたという事になります。
11人は新型コロナの予防のためにイベルメクチンを摂取(うち3人が人用のイベルメクチンを使用。)
人用のイベルメクチンを使用した4人のうち3人が入院。

集中治療室で治療を受けた者もいましたが、死亡した人はいませんでした。
以下は人用のイベルメクチンだったか家畜用だったかは不明ですが、症状は胃腸障害4人、錯乱3人、運動失調・脱力感2人、低血圧2人、発作1人でした。
入院しなかった人の症状のほとんどが胃腸障害、めまい、錯乱、視覚障害、発作でした。

海外の治験でも6倍辺りから有害事例がみられるので、ほぼ一致しますね・ω・
1週間に3回以上イベルメクチンを12mg(体重60kgの場合)服用している場合は、有害事例のリスクがあるという事になります。

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1件の返信

  1. Thomas より:

    米国でニュース媒体と「FDA」の金主は医薬品の数社 (Big Pharma) です。だから二年間イベルメクチンの中傷合戦をしている。「馬のくすり」と言ったり

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