東京でコロナ感染者急増、正しい怖がり方とは?

西村氏 緊急事態再発令に慎重 - Yahoo!ニュース
東京の新型コロナウイルス感染者の急増について

・重傷者が少ないから3月とは違う
・陽性率は低いから怖がることはない

という話が出ているようです。

2月ころから訴えていた、PCR検査での陽性率が高いことについての対策については、
国が、適切なPCRの検査を行えていないという事に対しての懸念事項であり、
個人、個人が直接意識しなくてはいけない数字ではありません。
あくまでも、陽性率は、PCRの検査をもっと拡大すべきかそうでないかの指標です。

次に重傷者の人数です。

アホなこと言わないでほしい。勘違いして欲しくないのは

・感染者が、夜の街の従業員である、若い世代中心に広まったため、感染者の母集団が、重症になりにくい若者なだけで、日本人に新型コロナの耐性ができたり、新型コロナが弱くなったわけではない
・感染者が急増したため、重症になる人がまだ出てきていないだけでこれから増える。(WHOが新型コロナの死亡率が2%だと発表したのに、現在、全世界で5%で推移してるのと同じ)

現在の感染者が重症になるかいかんにかかわらず、感染させるリスクというのは変わらないのですから、春の同じくらいの感染者が発生した時と同じ対応をしないとえらいことになります

重症患者数のピーク 感染確認ピークの1か月後 新型コロナ | NHKニュース
重症者数は1か月遅れて増えるのですから、今の重症者数は、15人前後の感染者を出していた、6月頭の感染者数に依存しているという事になります。

※ 2020/7/9 に書いた記事です

おすすめ

2件のフィードバック

  1. 名無し より:

    ずっと気になっていたのですが、実際の投稿日時と表示されている投稿日時が違うのはどうしてですか?

  2. m_m より:

    増加具合の変動についてのグラフ
    https://aatishb.com/covidtrends/
    6月にロックダウンやめた国々はやっぱり増加してますね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です