2月の新型肺炎で唯一の未成年の死亡事例の詳細が発覚。子供の症例の詳細の報告書も発表
| 【ベルリン時事】世界保健機関（ＷＨＯ）のテドロス事務局長は１６日、ジュネーブで記者会見し、新型コロナウイルスについて「あらゆる（感染）疑い例を検査すべきだ」と述べ、検査による感染者隔離と感染経路特定を徹底するよう訴えた。また、重症化しにくいとされる子供の死亡例が出ていることも明らかにした。 |
というニュースがなんか話題になっていますが、新たに子供の死亡事例が出たのか調べてみました。
| COVID-19は大人よりも子供の方が重症度が低い：研究
子どもの約4％は無症候性で、51％は軽度の病気、39％は中程度の病気でした。 成人は18.5％が重篤になりますが、未成年の場合は約6％です。 14歳の少年が1名だけ死亡しました。 報告書の筆者は子供と大人の間の違いは「不可解」で、「曝露と宿主因子の両方に関連している可能性がある」と述べた。彼らは、曝露の機会が少ない子ども、ウイルスに対する抗体のレベルが高い、または発達中の免疫系からの反応が異なるなど、違いのいくつかの考えられる理由を提案しました。また、ウイルスは子供の細胞に結合しない場合があります。 |
どうやら、未成年の死亡事例は1件だけで14歳の少年のようです。
確かに、2月の報告書で、20才未満の死亡事例が1件だけありましたがその詳細のようです。
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表2は、年齢ごとの病気の重症度を示しており、幼児、特に幼児は2019-nCoV感染に対して脆弱であることが明らかになっています。 1歳未満、1歳未満、5歳未満、6歳から10歳、11歳から15歳、および16歳以上の年齢層で、重症症例と重症症例の割合はそれぞれ10.6％、7.3％、4.2％、4.1％、3.0％でした。 また、湖北省出身の14歳の少年が2020年2月7日に亡くなりました。
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これがそうですね。3月16日の報告書です
"湖北省" "14岁" "死亡" "2月7日" で検索しても見つからないため、中国では周知されていない情報のようです。
子供の症例についてまとめられている報告書なので参考になると思います
| 年齢 | 無症状 | 軽症 | 中度 | 重度 | 重篤 | Total |
| 1< | 17 (7.4%) 4.4% |
205 (18.8%) 54% |
127 (15.3%) 33.5% |
33 (29.5%) 8.7% |
7 (53.8%) 1.8% |
379 (17.7%) |
| 1-5 | 15 (16.0%) 3% |
245 (22.5%) 49.7% |
197 (23.7%) 40% |
34 (30.4%) 6.9% |
2 (15.4%) 0.4% |
493 (23.0%) |
| 6-10 | 30 (31.9%) 5.8% |
278 (25.5%) 53.3% |
191 (23.0%) 36.7% |
22 (19.6%) 4.2% |
0 (0%) 0% |
521 (24.3%) |
| 11-15 | 27 (28.7%) 6.5% |
199 (18.2%) 48.2% |
170 (20.5%) 41.1% |
14 (12.5%) 3.3% |
3 (23.1%) 0.7% |
413 (19.3%) |
| >15 | 15 (16.0%) 4.4% |
164 (15.0%) 49% |
146 (17.5%) 43.6% |
9 (8.0%) 2.7% |
1 (7.7%) 0.3% |
335 (15.7%) |
| 合計 | 94 4.4% |
1091 51% |
831 38.8% |
112 5.2% |
13 0.6% |
2141 (100%) |
小学生前後であれば、ほぼ死亡リスク0
5歳未満、11才以上は重篤になる確率が1%未満。
半数が軽度、残りの半分が中程度の肺炎になるようです。
カッコの 割合が年齢別での割合。その下のがその年齢帯での症状の割合です
分かりやすくグラフにしてみました。
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