中国の新型肺炎の報告がおかしかった理由が判明

2月12日頃から中国の新型肺炎の状態推移のあらゆる値がおかしい件
数日前から、中国の感染者報告数がおかしいと首をひねっていたのですが、原因がわかりました。

中国、感染者定義また変更 「陰性でも症状」除外 新規1749人→394人に急減 :日本経済新聞

中国の国家衛生健康委員会が新型肺炎の感染者の定義をまた変更した。18日に改定した最新の指針で、検査では陰性だが肺炎の症状がある患者を感染者から外した。これにより新たな感染者数は18日の1749人から19日は394人に急減した。全体の感染者数は累計7万4576人になった。感染者の基準が頻繁に変わり、公式統計への不信がさらに強まりそうだ。

なんでも、核酸検査が陰性ならば、CTで肺炎を確認できても患者に数えなくなったらしい。
2月11日から核酸検査が陰性でも、CTで肺炎を確認できれば患者に数えると言っていたのだが、どうやら、核酸検査の精度が低く感染しているのに「陰性」の患者が続出したので「偽陰性」の患者が入院できずにさらに感染を広げているという批判が広まったので2月4日から湖北省ではそういう方式に変更したらしい。
確かに、2月4日を境に、1000人もいなかった新型肺炎の感染者が4万人近く治療できたというのは異常なのですが・・・・

中国寄りのメディアが一切この件について報道してないので気づきませんでした( ˘ω˘)

というわけで、中国の湖北省の治癒人数とそれ以外の中国の治癒人数の集計グラフを描いてみた。

スクリーンショット 2020-03-01 午前10.59.11
2月4日に、新型肺炎陰性の肺炎患者も計上した結果、湖北省では、2月11日辺りから、治ったという報告が爆発的に増えているのだ。
それまでは、現在の感染者の合計に応じて回復者も増えていたのですが、明らかにおかしい。
どういうことかというと、元々、新型肺炎ではなかったただの肺炎の患者が、1週間程度で治癒してしまったためにこのような結果になったってことですね。
湖北以外の治療者と湖北の治療者、2万人程開きがあるので、この人たちは新型肺炎でなかった可能性が非常に高いというわけです。

スクリーンショット 2020-03-01 午前11.41.22
仮設に基づいて湖北の致死率の推移をグラフにするとこんな感じになります。
見た目の致死率が下がるのはいいことのようにみえますが、これだと、また
SARSのときのように、中国を除く世界的なSARSの死亡率が10%~25%あるにも関わらず
中国の死亡率が 6~7%しかないため、世界全体の死亡率の推測値が9.7%に引っ張られて、
リスク軽視されてしまうという可能性がありますね。

今後は、湖北を除いた中国のデータ、および諸外国のデータを追って行ったほうが良さそうです。

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