【新型肺炎】「中国で空気感染の可能性が発表された」がデマの理由

【新型肺炎】Livedoorニュース、中国の発表の直訳を報道したため混乱を招く【エアロゾル感染】

このデマになった元をたどっていけば何か真実が分かるかもしれません・ω・
先に結論だけ言うと
・2月5日に国家保健医療委員会のWebサイトがエアロゾルによる感染について記述したためマスコミが注視した。
・2月8日に「臨床的気管挿管などの専門的な医療処置を行う場合の」エアロゾル感染が発生してしまったのが確認できたので、今後院内感染を防ぐプロセスを見直す必要があるという意味合いで発表した。
・中国の各マスコミが「エアロゾルとはなにか」「エアロゾルによる感染は空気感染ではないか」と独自解釈して記事にしたので騒ぎ。
・上海が記者会見で上記のマスコミに基づいた発表をしてしまったのを受けて、2月8日~9日にかけてに国家保健医療委員会のWebサイトで「エアロゾル感染は特殊な状況であること」と「コロナウイルスが空気感染することはない」という補足説明を行った。
・上海の記事だけが独り歩きして、日本でも「コロナウイルスがエアロゾル感染する可能性」というニュースになった。
・ニュースを見た人が、エアロゾル=飛沫核 だから、空気感染すると解釈して。それを発信。
(エアロゾル=飛沫核→飛沫核感染=空気感染と解釈した)
・エアロゾル感染≠飛沫核感染

ということのようです ( ˘ω˘)

まぁ、中国が正しい情報を隠ぺいしている可能性についてはあるかもしれませんが、今回は中国の発表の正しいとは何だったかという観点からすると「コロナウイルスが空気感染すると国家保健医療委員会が発表」はデマになるわけです。


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2件のフィードバック

  1. おじじ より:

    新型コロナウイルスがアパートの配管を通じて空気感染?(香港)
    NewsWeekの記事が出てた。空気感染はあると思うが、エアロゾル感染てなんだ。

  2. 黒翼猫 より:

    >>1
    香港のやつは、多分下水管が原因SARSもそうでしたからね
    トイレ付き浴室の床にある乾燥したU字型の排水管が、汚染された汚水飛沫が各家庭へ流れ込む経路となった。ウイルスを排出する下痢を伴うSARS症例が増加するにつれて、汚水システム内に著しいウイルス量が集積していった。ウイルスはトイレ付き浴室の非常に小さな空間内でエアロゾル化し、それが吸入され、摂取され、あるいはエアロゾルが付着した媒介物との接触により間接的に感染伝播したと考えられる。

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