富士通さんの作ったパスポート更新申請のPDF、その後
パスポート更新申請のPDFの仕様が酷いと聞いたので確認してみた
この記事2016年6月9日に公開したわけですが(記事日付は6/3)
富士通すごいぞ、翌日の 6月10日に対策開始してる。
という訳で早速解析してみた
一般旅券発給申請書(Ver2.1).pdf だったのが
一般旅券発給申請書(Ver2.31).pdf になっています
D:\FAP_WORK\20141106_本番系\20160610_コメント削除対応\ D:\FAP_WORK\20141106_本番系\20160610_コメント削除対応\一般旅券発給申請書(Ver2.3).pdf |
こんなん笑うわ
|・ω・) 。o (なんか、一歩のところで抜けてて、お茶目だと思うの )
<?templateDesigner HyphenationExtra allowHow:2?><event activity="docReady" ref="$host" name="event__docReady"> <script contentType="application/x-javascript"> var os = xfa.host.platform; var appType = xfa.host.appType; </script> |
で、問題の個所
確かに、コメント全部無くなってる
これ見るとPDF自体は 6/13生成、ファイルの日時は 6/16になってる
というわけで、1週間で対応してリリースしたことが分かる。
・ω・ 。o (でも、Windows 版の Adobe Reader のみでしか開けないのは変えないんやな… )
富士通っていつから「パソコン屋」に成り下がったんでしょうな。
基幹系システム構築してるような企業がやることかいな?と疑問に思うんですけどね。
まあ外注さんがちょっとアレで、元請け窓口もアレなんでしょう。
大型機やオフィス用パソコン中心の頃は端末のソフトも込みだったのが、性能が上がって普通のパソコンで出来るようになっちゃったから、仕事もパソコンに合わせたものが増えた、そういう事です。
かつての1円入札と不況の影響を挽回しようと小さい仕事もしてたらそれが当たり前になった面もあるでしょう。
それとは別にこのpdfの作動環境の酷さは、恐らく役所の方からそういう注文があったんだと思います。作動について問い合わせがあった時に説明できるスタッフがいるとは思えませんから。
コメント除去は…やっぱ恥ずかしいからじゃないですかね(笑。