Dependency Walker の使い方 その2
Dependency Walker (depends.exe) Home Page
以前、DependencyWalker の使い方ガイドとして簡単な利用方法の解説をしましたがこんどは上級者向けのプロファイラーの使い方についての説明です。
プロファイラー機能を使う場合は、32bit版の実行ファイルの場合は32bit版、x64向け実行ファイルの場合は64bit版のDependencyWalker が必要です。(もちろんOSが対応している必要があります)
32bit
x64
アイコン見ればすぐわかりますね
explorer.exe(IE6以前の場合はiexplore.exe も) についてスキャンしたい場合は「エクスプローラを別プロセスで実行する」または「別のプロセスでフォルダーウィンドウを開く」の設定が有効になっている必要があります。
でないとプロファイラーを起動したときに二重起動チェックが動作してプロファイラーの方が終了してしまい正しくチェックできません
プロファイルのオプションですが
プロセスのフックを行うを有効にすると詳細ログが取れる代わりに一部リバースエンジニアリングを禁止しているソフトは終了してしまいます。この場合はチェックを外します。
また、自動的に子プロセスを開くにしておくと、起動アプリが裏で別のプログラムを起動する場合も観測が可能です。
プロファイルを起動してみたときに、アプリケーションを実際に操作してみて特定の処理で問題が発生しないかを見るのに使います。
画面が出てこずに、いきなり、「Exited "explorer.exe" (process 0x1EDC) with code 1 (0x1).」のように終了してしまっている場合は、起動できていません。オプションを見直してみましょう。もしくは、タスクマネージャーで既に起動しているプロセスがあれば終了させてみます。(フォルダオプション有効化のためにログオンしなおすなど)
プロファイルを実行して赤字の部分が重要ですが、例外もあります。
プロファイル後、名前を付けて保存すると dwi というファイルができます。これを上級者にに見てもらうことで判断してもらうことも可能です
本当にお手数お掛けして申し訳ありません。
数少ないDependency Walkerの使い方だった所に
さらに細かい説明を画像付きで解説いただけて助かりました。
公式のFAQも設定のために読んだのですが
フォルダーオプションにも設定が必要とは分かりませんでした。
早速、設定を見直して再確認してみたいと思います。
こんにちわ。
Dependency Walker 日本語化パッチ
64bit版の日本語化は予定はありますか?
よろしくお願いします。