【悲報(?)】魔改造版Win2000でAdobe Reader DCが動作することが判明

Adobe、「Adobe Reader」後継の「Adobe Acrobat Reader DC」を公開 - 窓の杜

魔改造版Windows 2000にWindows 7用関数1つ Vista用関数 8つを実装したところ、 Adobe Reader DC が 不安定ながら起動するようになりました

なにが残念かっていうと、Adobe Reader DC をVista で動作させないようにするために、どうでもいい関数が1つだけ実装されているということです。


実装した Vista 用関数

CancelSynchronousIo
CancelIoEx
AcquireSRWLockExclusive
AcquireSRWLockShared
InitializeSRWLock
ReleaseSRWLockExclusive
ReleaseSRWLockShared
LCIDToLocaleName

実装した 7用関数

K32EnumProcesses

実装したのは ゲーム版じゃない方の 拡張カーネル v2.4f2
Windows 2000 Kernel32 改造計画【BM】

ar
ORCA書き換えたらインストーラーが起動するものの

ar3
インストールは無理っぽいので…。

Windows 7にインストールした奴を丸ごとフォルダにコピーして起動してみました

ar5
ダイアログが若干おかしいですが…日本語を選びます

ar2
起動するのか…?

ar4
保護モード云々言われるけど、常に無効。

ar6
普通に開ける。

RdrCEF.exe というプロセスが裏で動いてクラッシュするので巻き添えで落っこちるようなのでファイルをリネームしたところ安定した。

ar7

しかも、Mutex(二重起動の判定処理) を使ってないので、巻き添えでクラッシュさせないと、どんどん、同じプロセスが起動してウィルスのような動作を引き起こすことが判明。 Adobe さん、さすがやで

同じようなメカニズムのメモリの二重解放とかのチェックができないから、セキュリティホール量産してるんですね?わかります

まぁ、例のごとく、非常に重いので使う気にはなれないですがね…。

特に追加機能がある訳でもなく、サポート切るためだけにどうでもいい関数1つだけ追加するのってやらしいと思う

まぁ…本当は Windows 2000でも動作するようなレベルのアプリを、7以降専用に作ってるだけ、というのが真相。
毎月の様にセキュリティホール出しまくってる会社らしいといえば、らしいけどねw ・ω・

おすすめ

1件の返信

  1. M_M より:

    TCPViewでモニタしたところ、DCと一緒にRdrCEF.exeが1つだけ起動して、~.computer-1.amazonzws.comにアクセスしている、状態が判明。
    送信量が開いたファイルより全然小さいし、
    環境設定にあった”使用状況に関する情報”も拒否したし、
    アップデートの自動確認であろう、ということにした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です