Intelの売り上げが下がったのはXPを使い続ける中小企業のせいじゃない件

Intel 『XPのドライバーサポート切れば、新しいハードウェアに乗り換えてくれるに違いない!』
顧客『新製品でXPサポートしてくれないの?だったら要らない』
Intel 『製品が売れないのは顧客がXPを使い続けてるせいだ!』

|。・ω・) 。o (そうじゃねーだろ…)


Windows XPから中小企業が乗り換えないためIntelが売上高を約1200億円下方修正

Intel
が2015年第1四半期の売上高見通しを予想から10億ドル(約1200億円)も引き下げ、128億ドル(約1兆5400億)に下方修正しました。なぜ売
上高減少がしてしまったのかについて、Intelは「中小企業がWindows XPからアップグレードしないこと」などを要因として挙げています。

とのことですが、そうじゃないと思います。

【悲報】Intel がチップセットドライバのWin7より前のサポートをいきなり切った模様

というのは、Intel が Windows XPと Windows Vista 向けのドライバ供給を切ったのが原因であって、
中小企業が新しいハードウェアを使えるようにドライバ供給していれば、新しいIntel のハードウェアがこれまで通り売れたと思われるからです。

それ程影響を受けないユーザーはサポート終了と同時に乗り換えたと思いますが、業務システムなどの都合で乗り換えられないところはかなり多いはずです。相当数のニーズが見込めるわけですから、ドライバ供給していればよかったのに…と思うのですが、Microsoftとの関係から、供給をストップせざる得なかったのでしょうね。なむなむ。

おすすめ

4件のフィードバック

  1.   より:

    こういうことをやるから、旧世代ハードのドライバ供給状況を把握していて
    特定の旧OSが動かせる環境を構築出来る人間が
    実態は中古系の怪しいパソコンショップの延長なのに
    ○○エンジニアリングとか○○サービスとか○○システムとかといった名前で
    そういう業務システム向けの延命用マシンを
    べらぼうに高い値段で売りつけるというぼろい商売が成り立ってしまうわけですが。

  2. 業務システム より:

    >業務システムなどの都合
    これ、ほんと困るんですよね。
    OSを新しいのに替えるにしてもトラブルが出て無理。
    かといって新しいOSに合わせてプログラムの更新もコストなどの問題で無理。
    仕事をするうえでなんら不都合がないため、そもそも何かを変える必要性も無い。
    もちろん、視点を変えればいつまでも昔のままでいいという考え方は“問題がある場合もある”のですが、紙を切る道具としてハサミで十分なところをレーザー使えとか言われてもフザケルナってなりますよね。
    現在のOSやアプリケーションの変遷を見ていると、ほんとそう感じます。
    金儲けをするために需要を作り出す。
    そういうのも良いんですが、それも良し悪しですよね。
    特に仕事で使う道具に関しては。
    いまだ発展途上の分野で変化が激しいのは理解できますが、すでに枯れた分野でイノベーションとかいうのも簡単ではないのですから。
    まあ、次から次へと新しいものを押し付ける事でしか稼げない方達には理解出来ない事なのでしょうけれど。
    そういうのが通用する場合と、そうでない場合の区別くらいはして欲しいと思っています。

  3. AMD785G より:

    ミドルタワーはXP(AMD785マザー)を使ってますが
    壊れたとき新品のマザーがXPに対応していないと
    どうしようもないんですよね…
    インテルがだめなら
    AMDがと思ったらAMDもXPサポート外
    ドライバーが無いとどうしようもない
    壊れたら何を買えば良いんだろう

  4. 名無し より:

    一応amdはam1はxpドライバあり、richlandまではドライバあり、kaveriは知らないと言うことはわかるのだが、業務用としての信頼性は疑問。
    マザーに付属してはいるが、公式と言えるのか?なのが不安。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です