[FAQ]IEでファイルのダウンロードが同じところで失敗する
Internet Explore を使っていて、ファイルのダウンロードが必ず同じところで失敗すると言う状況に遭遇したことはありませんか?
これについて、よくある事例をまとめてみました。
・空きディスク容量の不足
インターネットエクスプローラー(以後IEと略す)は、一旦『インターネット一時フォルダにファイルを保存してから、保存先にコピーする』という処理を行います。
ですから、保存先のドライブが一時フォルダと同じ場合は、保存ファイルの2倍の空き容量が必要になります。
別のドライブならば、それぞれダウンロードサイズ以上の空き容量が必要になります。
・IE6 は 2G、 IE7 は 4G のダウンロード制限がある。
IEで 2 GB以上のファイルをダウンロードできない
サーバー側でKeep-Alive 設定が有効になっていると、IE6は 2Gで切断が切れてしまうそうです。
こうなると、ブラウザを変えるか、ダウンロードするソフトを変更するしかないようです。
・ダウンロードしたファイルが失敗した状態が正しいファイル情報として記憶されている。
途中で、ダウンロードが完了してしまった場合。ファイルがキャッシュに入って本来より小さいファイルサイズをダウンロードフォルダにキャッシュからコピーし続ける場合があります。
対策は、インターネット一時フォルダを空っぽにするか、URLを強制的にエンコードしてみる(例: http://download.com/test1.exe → http://download.com/test%31.exe や http://download.com/test1%2eexe
・保存先にコピーできない
これは、セキュリティソフトがダウンロード完了と同時にファイルを消してしまったり、保存先の書き込みアクセス権がなかったり、ファイル名と同じ名前のフォルダが存在したり、という場合です。
セキュリティソフトを一時的に無効にしてみたり、保存する場所を変えてみましょう。
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