IE6/IE7/IE8 用の vxg.dllの違い

MS11-052で、VMLのエンジンに脆弱性が修正されました

マイクロソフト セキュリティ情報 MS11-052 – 緊急: Vector Markup Language の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2544521)

IE6/IE7/IE8 用がそれぞれリリースされたのですが、IE6と上位バージョンのvgx.dllについて違いをチェックしてみました。


ファイルの存在場所は

%ProgramFiles%\Common Files の中の Microsoft Shared\VGX
VGX.DLLです。

IE6 用には、 _MsoFInitOffice@20 という関数がありますが、IE7/IE8用には存在しません。

VMLとSVGサンプル

実際の動作を確認してみたところ、
IE6で IE7のバイナリは動作するが、IE8のバイナリではScriptエラーになることが分かりました。

今月のパッチは、IE6用、IE6 and IE7用、IE8用の3つに分けたのはそのためです。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です