Windows 2000にAdobe Reader Xを入れた時のエラーを直す
Windows 2000にAcrobat、Adobe Reader Xをインストールした状態で、PDFを開かないで、クリックした場合に発生する不具合について調べてみました。
実は、Acrobat Reader はファイルを開かなくても、アイコンをクリックしたときに、 -b のバックグラウンド起動オプションを追加して、acrord32.exeを起動しています。
この時の内部処理でエラーが発生するようです。
調べてみたところ、SystemFunction036を呼んでクラッシュしています。
これはadvapi32.dllの欠陥エクスポートです。
調べてみると、 acroRd32.exeとJP2KLib.dllの二か所で使用されているようです。
この二つのファイルに、advapixp を強制リンクした上で、動的設定で advapixp を導入すれば問題なくなるようです。
実行後、プレビューが正常に表示されるようになりました。
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