Intel 6 Series Sandy Bridge の不具合のまとめ

Sandy Bridge の不具合の件について、情報が交錯しているようなので、あるハードウェアベンダーからのお知らせを2つ翻訳してみました。

原文1
Official Maingear response on intel cougar point chipset issue

原文2
Intel Conference Call - Nearly 8 Million Faulty 6 Series Chipsets - Legit Reviews

インテル Cougar Point チップセットの問題についての Maingear 公式回答

本日、インテルのSandy Bridge プラットフォームである Cougar Point の問題を確認しました。 この問題は、すべてのP67とH67のSandy Bridge マザーボードとSandy Bridge 互換プロセッサを使用したチップに関係しますが、それは Sandy Bridge 自体には影響しません。

MAINGEARは1人年分以上のSandy Bridgeでの試験と検証を行い、私たちはこの問題による実例をいかなるテスト環境やお客様のシステムでもまだ見ていないことを強調します。その上、私たちは、今朝インテルによってこの問題に気づかされたばかりで、 誰も、 マザーボード単体パートナー、OEM、や構築者も今日以前にいかなる情報も持っていなかったのです。

問題は、コントローラポート2~5のSATA 3Gポート用コントローラーにあるハードディスクコントローラーに特異的に存在します。これは、コントローラーポート0~1の6G SATAには影響がありません。これは、経年劣化の問題で、お客様の過半数には致命的なハードエラーとして気づくことはないでしょう。
この問題によって、お客様のデータに危険が生じるわけではありません。 時間の経過とともにパフォーマンスの低下を引き起こします。

    現在システムを持っているお客様は心配する必要はなく、使い続けることができます。3月にマザーボードの交換を行う時に、私たちは送料とマザーボード交換にかかるコストを負担するつもりです。現行の全てのSandy Bridge のお客様は、マザーボードの保証が、交換後の新しいマザーボードが対象になるだけでなく、購入日から3年間に延長されます。

あるいは、Sandy Bridgeのシステムをお持ちでも、返送したくないお客様や、システムの出荷待ちですぐにシステムを出荷してほしいお客様は、影響を受ける SATA 2~5ポートを使わずにストレージの増設することが可能なSATA 3Gの外付けのHDDコントローラーを無償で受け取ることができます。

まだ、システムを受け取っていないお客様は、私たちが3月に交換用マザーボードを提供するまで、電話で発注を停止することもできます。

MAINGEAR は 状況が進展次第 更に情報を提供する予定です。

最高技術責任者 Chris Morley
MAINGEAR Computers
カスタムコンピュータとゲームPC

なんだか至れり尽くせりですね。

2本目は海外のニュース

インテルの記者会見 - Intel 6 シリーズチップセットで約800万件の不良

インテルとの記者会見が終わって、彼らが非常に混乱していたのが見て取れました。
インテルはIntel 6 シリーズチップセットの金属層の1つを監査するように設計していたため問題の修正のために、チップの修正版が必要です。この問題は、全ての Cougar Town の 6 シリーズチップセットにあり、インテルは、すでに製造されたチップセットは僅かに800万未満であると述べた。

これらの全てのチップセットは シリアル-ATA(SATA)ポートをチップセット内に持っており、
潜在的な性能に影響し、SATA につながれたHDDやDVDといった装置の機能が
時間とともに低下する可能性があります。
インテルは6つあるSATA ポートのうち4つだけがこの問題を持っており、SATA3の 6Gpbs ポートはこの問題による影響を受けないと言いました。
Intelは或る顧客のマザーボードでこの問題が発生したわけではなく、時間の経過とともに発生する問題なのだと続けて言いました。
インテル内の正しい使用条件下でノートパソコンを使用した場合、3年間の使用で5~6%の障害が発生すると見込んでいます。通常より高電圧、高温でPCが使用された時にだけ障害の可能性が増加すると思われます。 障害が発生するとどうなるか?
SATA接続でビットエラーが発生したように見え、プラットフォーム上にそれが表示されるようになります。ドライブがあなたのチップセットに障害が発生した場合、データ回復のための別のシステム上に配置することができるのでデータが失われることはないと思われます。
インテルは新しい半導体を2月の工場ラインで
インテルは2月に工場のラインから出荷され、2011年4月にはこの問題を解決できることを期待しています。私たちは、 ASUS、MSI、Gigabyte そして、ECSと連絡を取ったが、いずれの企業からも回答を得られなかった。MSIは最初に私たちがこの注意点について問題にしたと述べた。私たちは、Neweggで、彼らがまだ Intel 6 シリーズのマザーボードを販売しているの見ました。
[サイトのIMG]
『同社は2月下旬にお客様へのチップセットの更新版を提供する予定で、4月に完全に全体の回復を期待しています。
インテルは自社製品の後ろに立ち、製品の品質向上に取り組んでいます。
コ ンピュータメーカーや影響を受ける可能性のあるチップセットやシステムを購入したその他のインテルのお客様には、インテルはそのOEMパートナーと協力し、影響を受けるチップセットの返却を受け入れ、修正や交換マザーボードやシステムで必要なサポートを計画しています。
同社は、この影響を受けるチップをサポートしているシステムが1月9日に出荷されたばかりなので、この問題の影響を受ける顧客は比較的少数であると信じています。
エンドユーザーに販売された影響を受ける可能性のあるシステムは、第二世代Core i5およびCore i7 クアッドコアベースのシステムだけです。
インテルは恒久的な問題解決のためにコンピュータの製造元で作業中にも、消費者は自分のシステムを安心して使い続けることができるだろうと考えています(つまり、交換までの期間中現行の問題のコンピュータを使っていても問題ないということ)。インテルは、恒久的な解決のために、コンピュータの製造元での作業中に消費者は、自信を持って自分のシステムを継続して使用することができると考えています。

より詳しい消費者情報を求める場合、サポートページのwww.intel.comでインテルに連絡するか、またはそのOEMの製造元に問い合わせてください。』

*Conference Call 記者会見
*re-spin 修正版
*Newegg アメリカの販売サイト

追記: 2つ目の記事の後半部分は原文の翻訳がインテルにありました。

ンテル コーポレーション、チップセット製品の設計上の問題を特定し、解決策を実施

まとめ
・影響を受けるのは、P67とH67チップセット及び互換機(PM67/HM67など)で内蔵のSATA3を使わずに SATA2を使用しているもの。
・高温、高電圧の使用化で経年劣化を率い起こす可能性がある。
・2月末~3月頭から修正版の入手が可能で、4月ごろにはすべて新しいものに置き換わっている予定。

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2件のフィードバック

  1. よし より:

    2本目の記事のBGが白で選択反転させないと文字が見えないっす。
    (Firefox3.6.13,IE8)

  2. blackwingcat より:

    ありがとうございます。修正しました

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