禁断の論理CPU数解除をやってみました【BM】

Windows 2000には論理CPUと物理CPUを区別するロジックがAPIに無いため、ライセンス上問題なくても、1CPUで4コアのCPUであっても、Professionalでは2コアしか利用出来ません。

そこで、kernelに細工をして、リミッタを外してみました。

7e2bf640.png


以下、その参考動画です。

Core i5-540M(2Core+HTT)で、リミッタ解除前と後でどう変わるかのベンチマークがこちらです。

Normal=160927
解除後=176450
htt
まぁ、Core i5の場合、HTTが使えるかどうかの違いなので、それほど変化はありませんね。
(HTTは2倍の処理が出来るのではなく、20%程度CPUを高速化する技術)

English
Windows2000-KB979683-v2-x86-ENU.EXE
日本語
Windows2000-KB979683-v2-x86-JPN.EXE
コア数変更用レジストリ(Registry Setting for number of cores Change)
KB979683-CoreChg.zip

後継バージョンはこちら

関連記事:
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2件のフィードバック

  1. ニコテレ より:

    Windows2000-KB979683-v2-x86-JPN.EXE
    を実行したのですが、
    「ファイル ntoskrnl.exe が KB979683 で見つかりません。
    KB979683 セットアップを続行するにはそのファイルが必要です。
    [OK] をクリックして、セットアップを取り消してください。」
    と言うダイアログが出て、2000ProSP4で使用できませんでした。
    ntoskrnl.exe を検索にかけたら、C:\WINNT\system32に存在しています。
    ntoskrnl.exe をWindows2000-KB979683-v2-x86-JPN.EXEと同じフォルダに入れても駄目です。
    どうすればいいですか?

  2. 黒翼猫 より:

    コアが1つしかないPCにインストールしようとしていませんか?
    v2はコア3つ以上あるPCにインストールしないと実質意味はありません

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