Windows Me に Windows Script Host 5.7をインストール

Windows 2000にWindowsScriptHost 5.7を入れると崩れていたWebページが見えるようになったり、クラッシュしていたページが見えるようになったりします。

Windows Script Host は 5.1がIE5.01 5.5が IE5.5 5.6がIE6、5.7がIE7のエンジンと言うことになっています。

これを、Windows Meに入れるとホームページがみ易くなるかもしれないというわけです。

ファイルはこちらなのですが、入れるのにちょっと工夫が必要です。

Windows Meには System File Protection(SFP)機能があるので、カタログファイルのないシステムを置き換えると復元されてしまうのです。

まず、C:\_RESTORE\SFP の中にJSCRIPTなどのファイルがないことを確認してください。
ある場合は、システムのプロパティのパフォーマンスの中のファイルシステムを開いて、トラブルシューティングのシステムの復元をしないのチェックを入れて適用を押した後、外して、再起動します。

これを行うと、SFPフォルダの中が空っぽになって、システムの復元がリフレッシュされます（過去の復元データが消えます）

それが終わったら、システムの復元をしないにもう一度チェックを入れた後msconfigでスタートアップの *STATEMGRを無効にして再起動します。

これで、インストールできるはずです。
インストールが終わったら、StateMgrとシステムの復元は元に戻して構いません。
再起動して、 JSCRIPT.DLLのバージョンが 5.7になっているか確認してください。

速度的には、 5.6と5.7はさほど変わりませんが、安定性が大幅に向上していることでしょう。

Win98でも動くとは思いますが…いかがでしょうかね

関連記事：
IE6高速化とWindows Script Host 5.7 / 5.8
今更 Windows Me をセットアップするとしたら

関連サイト：
_RESTORE フォルダにウイルスが発見された場合の対応方法について