Microsoft 管理コンソール 2.0 を Windows 2000で使う
通常 Windows 2000にインストールされている MMC(Microsoft管理コンソール)のバージョンは 1.2であり、 XPSP0~SP2の2.0や SP3から実装された 3.0を使用する機会はありません。
MMC2.0用の mscファイルを直接開こうとすると、こんなエラー(MMC は指定したフィルを開くことができません。)が出ます。
勿論、MMC.exeを直接開いた後、ファイル>スナップインの追加と削除から、開くこともできるのですが、ちょっと不便ですね。
なお、直接XML形式の mscファイルを開くために、Microsoft XML コア サービスが必要になります。Windows UPdate を利用していれば、インストールされているので、普通は気にしなくても大丈夫です。
準備として IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 2 ネットワーク インストール パッケージ をダウンロードしておきます。
ダウンロードが終わったら、 /X オプションをつけて、展開し、
mmc.ex_, mmcbase.dl_, mmcndmgr.dl_, mmcshext.dl_ を抽出します。
これをeo などのフリーソフトで解凍し、\WINNT\system32\Dllcache へ、
mmc.exe, mmcndmgr.dll, mmcshext.dll をコピーします。
次に、
mmc.exe, mmcbase.dll, mmcmndmgr.dll, mmcshext.dll を\WINNT\system32 へコピーしたら、最後に。
regsvr32 mmcndmgr.dll
regsvr32 mmcshext.dll
を実行します。
ヘルプの中のバージョンの下に、スナップインのバージョンを見るメニューが追加されていれば成功です。
*ファイル名が一部間違ってました、ご指摘ありがとうございます。
関連リンク:
Windows管理ツール再入門 Windows管理ツールの共通フレームワーク「MMC」
Microsoft 管理コンソール
デバイス マネージャまたはコンピュータの管理ウィンドウを開くときにエラー メッセージ "MMC はファイル C:\WINDOWS\system32\devmgmt.msc を開くことができません" が表示される
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