【FAQ】ログオン時に勝手にフォルダが開くトラブル
Windows 2000 や XP で ログオン(起動したときに) 毎回、勝手にフォルダが開いてしまうことがありませんか?
あるいは、
外国語インジケータ という Windowsが出て、 『アプリケーションは既に実行されています。』 と表示されることがありませんか?
Windowsのトラブルでよく見かける症状なのですが、原因は、スタートアップに登録されたプログラムがうまく見つけられないのが原因です。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
にスタートアップがあるのですが、パスが存在していなかったり、旧Windowsの 8.3 形式が無効になっているにもかかわらず、フォルダ指定が、8.3形式になっている場合に発生します。
8.3形式を無効にすると確かにディスクアクセスは速くなるのですが、一部、ファイル名が 8.3形式で無いと動作しないアプリがあります。
例えば、 start.exe などがそうです。
有効に戻すためには、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem にある NtfsDisable8dot3NameCreation のレジストリキーのDWORD値を 1から 0にしなくてはいけません。
また、スタートアップを 洗いなおして、実際に指定された フォルダがあるか確認してみてください。
無ければ、削除してしまうか、正しいパスを入れなおします。
一度 自動実行のキーを レジストリエディタで、エクスポートした後、Run のキーごと削除して、再インポートするというのも有効です。
というのは、レジストリエントリーが、壊れていると、起動時に勝手にフォルダが開いてしまうことがあるからです。
たまに、msconfig または msinfo32 を実行すると、スタートアップに同じキーが出てくることもありますが、この場合は、片方を無効にしてしまうという方法も有効です。
前述の 多国語インジケータは internat.exe というファイル名なのですが、これが重複していると。ダイアログが出てきます。
関連リンク:
Windows XP、Windows 2000、または Windows NT 4.0 にログオンすると System32 フォルダが開く
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