KDWの機能拡張とMediaPlayerバー
今回はバージョンアップされた KDW 0.75aの機能の紹介です。
アップデートの概要としては、
・fcwin2kの特殊書き換えのバージョンアップ。
・uxthemeの互換性向上。
・user32の更新によるデスクトップ表示の機能追加。
です。
まず、fcwinの機能拡張について。
特殊書き換え機能がバージョンアップしています。
PowerToyの拡大鏡(mag.dll)や、MediaplayerをXP相当にするための wmp.dllへの自動パッチ機能などをサポートしました。
そして、uxthemeやuser32のアップデートによる更新です。
まず、デスクトップテキストの透過機能。
レジストリの HKEY_CURRENT_USERにある、
\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced 内のListviewshadowの値を1にすると透過機能が有効になります。
他の透過ソフトではきれいに透過できない、ActiveDesktop環境でも利用可能です(多少ちらつきますが)
そして、デスクトップテキストの色指定機能。
テキスト透過と同じレジストリーキー内の DesktopFGColorを設定するとテキストの色を変更することが出来ます。ちなみに16進数で 0x00BBGGRRの構成になっています。キーを削除するか、0xffffffffを指定することでデフォルトの自動設定に戻すことが可能です。
UxThemeのアップデートによって、WindowsMediaToolBarの表示が乱れる不具合も解消しました。
ちなみに、WindowsMediaPlayer10のToolBar は Explorer.exeが KDWの kernel32.dllと user32.dll と uxtheme.dll を使用して起動されていること(たとえばEzInstallで ¥WinNTフォルダに該当DLLがインストールされていることやSystemにインストールされていること)が前提です。
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