PowerToy Tweak UI for Windows XP を Windows 2000にインストール
Tweak UI for Windows XP を実行すると、
プロシージャ エントリ ポイント SHGetFolderPathAndSubDirW がダイナミック リンク ライブラリ SHELL32.dll から見つかりませんでした。
とか、
プロシージャ エントリ ポイント GetDllDirectoryW がダイナミック リンク ライブラリ KERNEL32.dll から見つかりませんでした。
とか出てくるので、とりあえず、Kernel32とshell32をKDWで EzInstallします。(システムへのインストールでも構いません)
しかし、起動しても何も画面が出ずに終了してしまいます。
実はこれは、RichEdit4.0コンポーネントである、Msftedit.dll が Windows2000に存在しないのが原因なので、これをインストールすることで動作します!
[KB953024]リッチ テキスト形式 (.rtf) ファイルが場合正しく印刷されない Windows XP で、RichEdit コントロールを使用するアプリケーションを使用します。
ここから入手できるので、 /x オプションをつけて実行して解凍しましょう。
UpdFixを使ってインストールしてもOKですが、system32フォルダにMsftedit.dll をコピーするだけでも構いません。
折角なので日本語化キットを使ってみましょう。
さて、このまま実行するとXPSP1以上かWindows2003を使ってくださいというエラーが出るので、fcwin2kでXP互換モードオプションを有効にします。
(はて、ここだけ、日本語化できてないのはご愛嬌か(笑))
この画面が出ればOKですね。
ちなみに、Kernel32をEzInstallしている場合で、実行ファイルを互換登録しないで、エミュレーションする場合、FCWINも同じフォルダに入れてOSエミュレーションモードを設定してください。(登録すればわざわざ入れなくてもOKです)
ちなみに互換登録するのは、実行する、TweakUiPowerToySetupJ.exe ではなくて、TweakUiPowertoySetup.exe の方なのでお間違いなく。
最後に、
実行できるように書き換えるわけですが、SYSTEM32フォルダに入ってるので、EzInstallモードで使いたい場合は適当なフォルダに移動しましょう。
(例: Program Files\TWEAKUI\)
スタートメニューのショートカットも変えるのを忘れないように。
ちょっと表示がおかしい個所もありますが、ほとんど問題なく使えます。
さて、ついでなんで他のPowerToyも入れてみましょう。
Power Calculator と Taskbar Magnifier ですが、Win2000互換モードで起動した後、
この画面が出たところで、\WINNT\Downloaded Installations を開いて、msiをfcwinで Windows2000実行可能に書き換えます。
実行してみたところ。64バイト演算にも対応した凄い電卓です。
HTML Slide Show WizardとImage ResizerはSHELL32が原因で動作せず。
Webcam TimershotはWIAコンポーネントを使っているせいか動作しませんでした。
こちらは、Taskbar Magnifier。
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