放射線量計算プログラム公開しました

現在の放射線と暫定規制値がどのくらいのものなのかを分かりやすくするためのソフトを作成してみました。

v0.30 短期被曝量の表示機能追加。
v0.40 nGy/h, uGy/hの入力対応。
発がんリスクの計算を ICRP2007準拠にして推測値をより正確にした。
15歳未満の高リスクレートと成人のレートを分離しました。
v0.41 最終滞在日を入れない場合短期被曝の値が計算されていない不具合修正。
v0.50 近似計算をやめて精度向上
v0.51 自然放射線分の発がん率を減算してなかったので修正。
v0.52 滞在日指定モードが機能してなかった不具合修正。
v0.53 一部のAero環境でグラフ描画時にエラーが出る不具合修正。
v0.60 グラフレンジを30/1000年で表示できる機能追加。2点補完時にその期間の放射線量を表示。0.1μSV/h未満の値を指定した時に誤差が大きくなる不具合修正。発がん率が小さすぎると指数表示の後ろが切れて大きい値に見えてしまう不具合修正。
v0.70 ２核種の混合率予測機能を追加。
v0.71 核種混成比を可視化。グラフの改良。オンラインマニュアルにリンク。半減期リファレンスダイアログ機能追加。
v0.72 消滅期日の縮尺変更忘れを修正。
v0.73 遡り計算機能追加。

*0.20では食品による発がん率が小さく、大気によるものが大きくなっていました

これは放射能の暫定規制値ぎりぎりまで入った野菜を東京で 一日300g食べた場合の影響。
生涯食べ続けると、発がんリスクが1.8 2.9%上昇することが分かります。
諸外国の規制値に比べると少し高いなので、仕方ないのですがこれをさらに引き上げようとか言ってるのは狂気だと思います。

こちらは、ひたちなか市堀口 の 3月12日と4月4日の測定値を元に割り出した、放射線量。
大体、ヨウ素の半減期の8日に近い値で減衰してることがわかります。
生涯発がんリスクは、0.08%未満 0.01%程度ですから経口摂取しなければ、殆ど影響はないことが分かります。

こちらは、福島市の3月12日から4月4日のデータを元に計算した値。
初めの1週間に高い値を示していたため、生涯発がんリスクが1％ 0.04%上昇するという高い値になりました。福島市の人口が30万人ですから、福島市で50km圏ですから、100人以上がかからなくてもいい癌で亡くなる計算になります。正直言ってアメリカさんの通達通り8０kmまで一時退避にするべきだったのではないかと思います。

ちなみに、現在福島では 4μSVまで低下してるので、今後減衰傾向が続くようであれば、戻ってきても安全な値になったと言えると思います。

これらの値は、過去の海外の原発事故の資料を元にしていますので、信頼できる値だと思います|･ω･)ノ
政府が情報出してこないので、どのくらい放射線が危険なレベルなのかわかりにくいという人は、今からでも避難の判断基準として参考にしてください。

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