2013年で一番脆弱性が多いWindows製品がWindows 8である理由

Secunia Vulnerability Review 2014 - Secunia
Secunia による 2014年版 脆弱性レビューが公開されました

vul
それによると、Window 8 は 2013年で Windows 製品の中で最も脆弱性の多い Windows となりました!


下に注意書きがあって、その理由が書いてあるのですが、Windows 8は Adobe Flash Player をバンドルしたため、その脆弱性の影響を加味してあるそうです。

ちゃんと Windows Update を実行している人にとっては、ありがたいのですが、
Windows Update を適用してない場合には、脆弱性になるわけですね!

というわけで、最新OSであってもWindows Update をしてない場合にはサポート切れOSと変わらないよ!
ってお話ですね。

ちなみに、Adobe Flash Player を引いた脆弱性の数は
XP 99
Vista/7 102
Win8 101
だそうです。

Windows が新しいからといって脆弱性が少ないわけじゃないんですよ・ω・

脆弱性がもたらす脅威、大半はMicrosoft以外から - ITmedia エンタープライズ
『上位50本のプログラムで2013年に見つかった脆弱性の合計1208件のうち、76%をMicrosoft以外のプログラムの脆弱性が占めていた。』
なんて書いてますけど、Windows の脆弱性の数は数えられてなくて 101件となっています。

計算しなおすと

Third Party 70%(Firefox 20% Chrome 17%、Java 13%、Adobe 13%、Apple 6%)
Microsoft 製品(Office/MSXMLなど) 22% (うちIEが10%)
Windows 8%

となります。

でも、ちょっと思うんですが、重み付けのない脆弱性の数の比較って意味あるんですかね? ・ω・
ウィルスの影響を受けやすい脆弱性の順位だとJava > Adobe > IE の順番になるんですよね

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