非公式Roll Update と 拡張カーネル利用時の注意
非公式 Rollup を適用した環境で、拡張カーネルをインストール後、アンインストールすると、 Windows が起動できなくなることがある現象について調査してみました。
原因は Windows File Protection (WFP / SFP )にありました。
Windows は、Update.exe からインストールされたファイルがシステムフォルダにあると、WFP の機構で復元しようと試みます。
そんなわけで、インストール時には、WFP を回避することができるのですが
アンインストールで復元した古いバージョンのファイルの署名とカタログがないと、復元対象になってしまいます。
非公式アップデートの場合、多くのファイルにカタログがないですから、復元対象になりえます。
まず、復元は dllcache にあるファイルで行いますが、そのファイルにも署名やカタログがない場合、 %SystemRoot%\ServicePackFiles から復元しようと試みます。
@IT:Windows TIPS -- Tips:Service Packのアンインストール用フォルダを削除する
事故防止のために、このフォルダを削除してしまうのも手ですね。
ファイルによっては、%SystemRoot%\Driver Cache\i386 が使われます。
Windows File Protection を無視する方法
通常、IE5のSHELLファイルが入っていますから、これが復元されてしまうと、IE6やEXPLORERが起動できなくなります。
そうなった場合は、タスクマネージャーから CMDを起動して、そこから、IE6 を再インストールしたり、するのがいいかもしれません。
最近、誤変換が多いようですが大丈夫ですか?