Microsoft Safety Scanner がWindows 2000で動くよ

無償で利用できるMSのオンラインウィルススキャンツールがリリースされました。

Microsoft Safety Scanner - コンピューターの正常性と安全性を確保するために無償で使用できるオンライン ツール

しかし、通常の Windows Update を実行しただけのWindows 2000 - PCだとエラーが出ます。

msert
Can't start the engine. Error code=0x8050A005


解説サイトを見ると
Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを実行するとエラーが表示される
『署名されていません』 解決策:Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを再度ダウンロードする

となっています。

実際、何度やっても無駄なんですが。どういうことかというと、Windows 2000の通常の Windows Update だと、最新のルート証明の更新が入らないのが原因なんです。

The file is available for download from the Microsoft Download Center:
rootsupd.exe

次のブログも似たような感じ?

0x8050A00512:10 - SHELLY DRUG is glorious.

Microsoft Security Essentials や Microsoft Antimalware の 証明書が新しくなったせいで、PCに入ってる証明書が微妙に古いから、定義が更新できなくなって、一日3回くらい、定義の自動更新に失敗してエラーが出てるんじゃないかと推測|・ω・)

msert3
というわけで、最新版の ルート証明書を手に入れれば起動できます

msert4
手軽にスキャンするなら、クイックスキャンでOKです。
これでも、圧縮フォルダの中まで検索してくれます。

msert5
うちのWindows 2000ちゃんは健全でした|・ω・)

おまけ

1.エラーログが『Return code: 4 (0x4)』のみ
2.エラーログに『->Scan ERROR: resource file://C:\pagefile.sys』が出る。
3.『Microsoft Safety Scanner v1.0, (build 1.115.604.0)
Started On Wed Oct 26 18:18:23 2011
Microsoft Safety Scanner Finished
Return code: 0 (0x0)
』でいきなり終わってしまう。

1は、すごくディスク容量がない場合。2は、ディスク容量が少し足りない場合、3はディスク容量がちょっとだけ足りない場合。

大体70M位空いていれば実行できるみたいだけど、オフラインでスキャンできて、ウィルス定義も持ってるのに、それを%TEMP%や %SystemRoot%\temp に展開するのって正直どうなの?って感じがする。

MPASBASE.VDM
MPASDLTA.VDM
MPAVBASE.VDM
MPAVDLTA.VDM
MPENGINE.DLL

みたいなファイルが展開される
多分MPASBASE がSpywareの定義、 MPASDLTA が定義の差分
MPAVBASE がVirusの定義、 MPAVDLTA がその定義の差分

分かりやすいね|・ω・)ふふふ

この位のエラー想定してメッセージ出せばいいと思うんですが、そこら辺がMicrosoftですよね。

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2件のフィードバック

  1.   より:

    お陰さまで、うちの2000ちゃんも健康でした。

  2. hi6se より:

    久しぶりに Microsoft Safety Scanner を実行したらアプリケーションエラーで落ちてしまいました。
    動作環境は魔改造版 hfslip RC15e です。ユニプロセッサもマルチプロセッサも両方ともダメでした。
    拡張カーネルはv26頃にPCが起動不能になったのがトラウマとなりしばらくはアップデートしてません。
    最新版の拡張カーネルでは動作可能でしょうか?

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