Windows 7のサポート終了でライセンス違反になるケースについて

Windows 7 のサポートが 2020年1月14日に切れます。

Windows 2000はいつまで使ってよい?

以前 Windows 2000のサポートが切れていつまで使ってよいかという記事を書きました。
基本的にはセキュリティーホールが発見されて、対象のOSのセキュリティアップデートがリリースされなくなるまでなので、Windows 2000の場合は 2010年8月9日までという結論を出したのですが、Windows 7も基本的には 2020年2月11日(日本時間で12日)までということになります。

『 2020年1月14日 以降に Windows 7を使っているとライセンス違反』という話が出回っていてTogetter でも話題になっていますが、その理由が2つあります。

Windows 10 Pro のダウングレード権により、Windows 7 Professional または Windows 8.1 Pro がプレインストールされたデバイスを利用の場合、Windows 7 Professional, Windows 8.1 Pro のサポートを提供している期間に限り利用が認められます。
サポート期間が終了後 、デバイスにライセンスされている Windows 10 Pro に置き換えてご利用いただくこと が必要となります。
サポート期間終了後に引き続き Windows 7 Professional, Windows 8.1 Pro をご利用希望される際には、Microsoft ボリュームライセンスを通じて、ライセンスを 別途取得いただく必要がございます。
ただし、サポート期間終了後の利用に関しては、セキ ュリティ更新を含めた品質更新プログラムの提供が終了していることから、まったくお勧めすることができません。サポート期間終了までに、Windows 10 Proへの移行をお願い申 し上げます。

Panasonic Let'snote やFujitsu の LIFEBOOK など、プレインストールOSをダウングレードして販売しているメーカーがありますが、その場合、ダウングレード権が 2020年1月14日で消失するため、Windows 7を使い続けるのはライセンス違反になり、リテール版かDSP版かボリュームライセンス版の Windows 7を買ってインストールしなくてはいけないそうです。

もちろん、DSP版Windows 10をダウングレードして Windows 7にしている場合は、Windows 7のライセンス違反になります。

2つめは噂なのですが
企業内のWindows 7の撲滅のため、「2020年1月14日でWindows 7のライセンスが切れるためWindow10にアップグレードしていないPCはネットワークに接続できない」という情報を流しているところもあるそうです。

一昔前ならいざ知らず、インターネットの氾濫する現在で、そんな情報戦が通用するのか(˘ω˘)
と思ったら、ドメインコントローラーいじって、Windows 7のPCの登録を全部解除して排除するとかなんとか?



おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です