国内の大手の某メモリメーカさんから聞いたちょっと怖い話

誰もが耳にしたことがある、国内の大手某メモリメーカーさん
そこから聞いたちょっと怖い話です。

従来 MLC NANDフラッシュ などと書かれていたUSBメモリの中身が 相次いで、キオクシア BiCS3 NAND
というものに置き換わっています。
読み書きの速度も向上し、性能も上と喜んでいたのですがどうも
BiCS3 と書かれているのは TLC 3D NAND のことらしいのです。
性能が向上して、品質が良くなったものが TLCのイメージで損なわれないようにブランド名を変えてるのかなとも思ったのですが、怖い話を聞いてしまいました。

データー自体の保持期間は数年を保証してはいるのですが、スペックに出ていないデメリットがあるのだそうです。
それは何かというと、TLCであることと、3D化したことによって複雑になったため、従来よりエラー訂正のハードウェア的な性能が低下してるため、全部ソフトウェアでカバーしてるのだそうだ (・ω・)

TLCも技術が進めば、MLC並みに信頼性が高くなるんでしょうが、まだちょっと怖いかなという印象です。 TLC(3bitセル)の後継として QLC (4bitセル)や PLC(5bitセル) も出てきているので大容量化がさらに進みそうですが、容量据え置きで、安定性の向上したストレージも欲しかったりする猫さんでした
(ようやくMLCの SSDを安心して使うようになったくらいなので)

【福田昭のセミコン業界最前線】「東芝メモリ」から「キオクシア」へ - PC Watch

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