【閲覧注意】なんと、両方別人の男性科学者の手だった?!キュリー夫人の手だというデマになってる写真や絵のソースを調べてみたよ
Masanori Shibata様fbより
キュリー夫人の手https://t.co/sLGjAUKaUm #放射能 #被曝 #ラジウム #自然放射線 pic.twitter.com/LN1cPgaH9f— yizi (Yoshiko)足立 #反核 (@yizi14) May 15, 2018
キュリー夫人の手だと主張してるこの記事、本当なの?
というわけで調べてみた。
Working Safely in Gamma Radiography - Oak Ridge Associated
ソースを調べると、『Two views of the right hand of a pioneer medical radiologist. The first injury to this radiologist was seen in 1899,3 years after the discovery of x-rays was an-nounced. The hand was amputated in 1932, and death from cancer occurred in 1933.』
と書いてるのが分かる。
1899年に事故で負傷、写真は 1932年の負傷で1933年死去とある。
あれ、キュリー夫人1934年だよね?
[1939] Cancer: Its Proper Treatment and Cure by Dr. Perry Nichols B.S., M.D.
Dr. William Hope Fowler, chief radiologist of Edinburgh Infirmary, was another who would not stop his resarches, though he lost finger after finger and, finally, an entire arm, in 1932. |
William Hope Fowler 氏は 、医療放射線のパイオニアで 1933年にがんでなくなってる。
調べると、 1932 年に指を欠損し、最終的に腕も失ったが研究をやめなかったそうだ。
ともかくも あなたまかせの 年の暮 小林 一茶 | MATSUFUJI
bo @jackiemopsy
キュリー夫人の手。 |
別の手、今度は指が3本欠けた左手です
ひょっとしたら、これはキュリー夫人の手ではないのでは…。もしこの論文 https://t.co/iyblB6ORKs が本物だとしたら、これはレントゲン博士の助手だった薬学医カサビアン博士の手では…。@jackiemopsy pic.twitter.com/m92dr6GsGo
— Ats (@ats8u) December 4, 2015
どうやら、こっちは レントゲン博士の助手だった薬学医カサビアン博士の手だった模様。
1908年に放射線障害による発ガン、1910年死亡と書かれています
なんで、こういうの、有名人の問題に偽装して拡散したがるんでしょうね ・ω・ ?
嘘だったら、拡散する意味ないし、自分自身の信頼も失うことにもなるのですが、
それとも、最初から、真実を伝える気はないのでしょうかねー(棒)
じゃあこの手は放射線障害じゃ無いのかな?
失礼、間違えました
「放射能障害だと学術的に立証されていない」のかな?
放射線障害と、記事に書いています。
有名人に置き換えるデマがダメだと問題提起しております・ω・