アスナロではない世界一のクリスマスツリーの本当の正体スズアテってどんな木なの?
nnスズアテはマツ目ヒノキ科アスナロ属ヒノキアスナロ種の中の品種の一つです・ω・
ヒノキアスナロ は、アテ、ヒバなどの別名があります。
ヒバはヒノキよりも耐久性・耐腐食性があり、上級の芯材として使われます。
青森産のヒバ材と、石川のアテ材の耐久性テストというのを見つけました
青森県産ヒバ材および石川県産アテ材の野外耐久性
スズアテ心材とクサアテ心材の地際部における野外耐用年数は4年,マアテ心材は5.5または6年,ヒバ心材は10年
ズアテ心材とクサアテ心材の野外耐久性はスギ心材と同程度であること、またマアテ心材とヒバ心材はヒノキ心材やサワラ心材よりも高い耐久性を有している |
同じ、ヒノキアスナロでもこれだけ、耐久性が違うのですね。
つまり、クリスマスツリーとして使われた ヒノキアスナロ(スズアテ)は、ヒバやヒノキほど耐久性が高くなくて杉と同じ程度? ・ω・
マアテと青森ヒバはヒノキより優れていると
県木アテの材質試験
ア テ、 クサアテ、 スズアテの三品種について曲げ強度を測定した。 試験の結果単位断面積 (一平方縄)いい) 当たりの曲げ強度は、 マアテ 805kg、. クサアテ 668kg、 スズアテ 1054kgであった。 既定値では、 ヒノキ、 ヒバ の曲げ強度平均値は750kg ま た、スギのそれは650kgである。 これより、 マアテについてはヒノキ. ヒバ と同等の強度性能を有していると推定できる。 クサアテについては平均値、 最小値共ヒバ の強度を下回っており、 概ねヒバとスギの中間の強度と考えることができる。また、 スズアテの強度が特に大きかった理由は、 比重が大きく年輪幅が密であるためと考えられる |
なるほど、スズアテは晩成樹木で、年輪幅が密であるため、見かけより樹齢が高く、強度が高いんですね ・ω・!
樹種の耐久性区分
ヒノキアスナロはヒノキと同様の耐久性区分、や上の耐腐食性区分に割り当てられています。
クリエイターズの商品で使用している石川県の木「能登ヒバ」について紹介します! | 株式会社クリエイターズ
いわゆる アテは、能登ヒバの別名で石川県の木だそうです。
アテの品種の主な分布は、マアテが輪島市、門前町、クサアテが穴水町。エソアテが七尾市江曽町であります。この外、珠洲市、能都町、旧柳田村の一部にエソアテとほぼ同一の良い素性のものがあり、これを一部ではスズアテとも呼んでいます |
平成5 年から木材流通においてアテを「能登ヒバ」と呼ぶことになりました。能登ヒバ材はスギ材よりも高値で取引されており、年間素材生産量は10 千㎥で総生産量の8%を占めています(平成25 年)。
能登ヒバ材は帯黄白色できめが細かく、粘り強くて耐久性に富んでおり、光沢と香気があります。ヒノキ材より堅いが加工が容易で、伸縮が少なく、シロアリの食害や腐朽に強いという特徴があり、建築用材や輪島漆器の木地として広く使われています。 |
アテには大きく4つの種類があり、ヒノキより、耐腐食性が高いもの、強度が高いもの、雪に強いもの と、品種によって特徴がある。
俗説により、ヒノキに劣るイメージが持たれているが、ヒバ独特の芳香や耐久性があり木材としてはヒノキにひけをとらない優良木材
ということがわかりました ・ω・
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