【医療デマ】「タバコは健康に悪い」は科学的証明されていない決定的証拠と言うのが真っ赤なウソ!

【朗報】「タバコは健康に悪い」というのは科学的に証明されていない嘘だったと判明
sakamobi.com というサイトが 3年前の 日刊SPA!の記事を引っ張り出してデマを拡散しているのでネタにしました

「受動喫煙=がん発症」は証明されていない!? 疫学調査や動物実験でも | 日刊SPA!

hai2

決定的なのは、喫煙者数と肺がん死亡者数の推移だ。グラフを見てほしい。ここ60年、喫煙者数は減少しているのに対し、肺がん死亡者数は70倍にも増えている。肺がんにおいて、喫煙という要因は重大なものではないのである。

流石に、いい加減にもほどがあるのでこのデタラメを看破するグラフを作成した


グラフ作成に使ったのは以下のデータ

統計局ホームページ/人口推計の結果の概要
ここから、男女別20代、30代、40代、50代、60歳以上の人口を計算する

最新たばこ情報|統計情報|成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)
JTの喫煙率を使用する。
ただし、10年前の喫煙率のデータと比較して10歳若い年齢帯域の喫煙率が低い場合は高い方で上書きする。
これによって、喫煙経験率を算出する。タバコを吸う人が禁煙するケースが増えており、肺癌のリスクは禁煙しても、若いときに喫煙するとなかなか下がらないと言われているからだ。
これと先程の人口から、喫煙経験者人口を弾き出す。

がんに関する統計データのダウンロード:[国立がん研究センター がん登録・統計]
次に、肺がんによる年齢別死亡データを使う。
これを先程の男女別20代、30代、40代、50代、60歳以上の人口で処理する。

まず、肺がんの死亡人数の推移のグラフを年齢別にしてみた

hai
お分かりいただけるだろうか。
肺がんの死亡率が増えているのは60以上の男女だけなのである
むしろ、喫煙経験がない若い世代では、肺がんの死亡は増えてなどいないのである。

単に高齢者が長生きするようになって、若い頃 喫煙してた世代が最近になってバタバタと肺がんで死んでるのである

わかりやすく対数グラフにしてみよう
hai3
60歳以上の肺がん死亡率、実は1~2年前から減少に転じている。
実は、肺がんのリスクの高い高齢者が死亡して少なくなったため分岐点なのだ。
50代の男女を見ると10年ほど前に減少に転じている。
40代の男女を見ると20年ほど前
30代の男女では30年ほど前
この頃何があったかというと

たばこの歴史
1987年には厚生省の公衆衛生審議会が「喫煙と健康問題に関する報告書(たばこ白書)」を作成し、この報告書でたばこの有害性を明らかにしている。

そう、30年前にタバコの有害性が明らかになり、喫煙に歯止めがかかったんですね ・ω・

次に見てほしいのが、作成した喫煙経験者の推移のグラフである
hai4
グラフから分かるのは
60歳以上の男性の喫煙経験の人口推移が、完全に60歳以上の男性の肺がん死亡人口の推移と一致している
・他の年齢帯の喫煙経験者人口のグラフもだいたい連動している

なのですが、もう一つ重大なことがわかります。
60歳以上の女性の喫煙人口は男性の 1/5 しかないのですが、肺がん死亡人口は 男性の 40 %もあります。

なぜだかわかりますね?そう。

受動喫煙のせいです

60歳以上の女性喫煙経験者人口から受動喫煙による肺がん死亡リスクを計算すると
{10000 - 50000 x (0.2)} / 50000 = 0.2

吸っている本人の 1/5 という計算になります

要するに、日刊SPAが使ったグラフの元のデータを年齢別に分析すればタバコが無害どころか、受動喫煙の肺がんリスクまで、証明できてしまう と言うずさんな医療デマと言う落ちでした

こういう、人命にも関わるデマをばらまくのはテロ行為ですよね ・ω・

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28件のフィードバック

  1. 肺がん より:

    ガソリンディーゼルの排ガス規制の年代は?

  2. 肺がん より:

    ガソリンディーゼルの排ガス規制の年代は?

  3. yoka より:

    肺がん発症者のうち喫煙経験のある人のデータ(男女別)は調べないのですか?
    「肺がんで死亡する原因が大気汚染ではないか」と仮定すれば、60歳以上の女性の肺がん死亡人口が男性の40%もああっても、喫煙経験とは無関係に死亡していることになりませんか?
    受動喫煙が原因と言うなら、受動喫煙が喫煙者と同じ程度の肺がんのを発症して死亡するデータを提示していただけませんか。

  4. yoka より:

    肺がん発症者のうち喫煙経験のある人のデータ(男女別)は調べないのですか?
    「肺がんで死亡する原因が大気汚染ではないか」と仮定すれば、60歳以上の女性の肺がん死亡人口が男性の40%もああっても、喫煙経験とは無関係に死亡していることになりませんか?
    受動喫煙が原因と言うなら、受動喫煙が喫煙者と同じ程度の肺がんのを発症して死亡するデータを提示していただけませんか。

  5. 黒翼猫 より:

    女性の喫煙率がその年齢帯で高いのを考慮して、その分男性と同等の死亡率と仮定して差し引いた計算になっています。もう一度ちゃんと読んで下さい

  6. 黒翼猫 より:

    女性の喫煙率がその年齢帯で高いのを考慮して、その分男性と同等の死亡率と仮定して差し引いた計算になっています。もう一度ちゃんと読んで下さい

  7. yoka より:

    黒翼猫氏の記事を読むと肺がんの死亡原因を喫煙と仮定しているのはわかります。しかし、データからわかるのは喫煙経験の人口推移が肺がん死亡人口の推移と一致しているように見えるだけですね。
    肺がん発症者のうち喫煙経験のある人や喫煙と受動喫煙をしていて肺がんにならない人のデータを調べなければ、肺がんの死亡原因が喫煙または受動喫煙であることは分からないと思います。
    肺がんと喫煙・受動喫煙の因果関係を調査せずに、喫煙者数と肺がん死亡者数のグラフの状況が酷似しているというだけで因果関係があるとお考えになる理由は何でしょうか?

  8. yoka より:

    黒翼猫氏の記事を読むと肺がんの死亡原因を喫煙と仮定しているのはわかります。しかし、データからわかるのは喫煙経験の人口推移が肺がん死亡人口の推移と一致しているように見えるだけですね。
    肺がん発症者のうち喫煙経験のある人や喫煙と受動喫煙をしていて肺がんにならない人のデータを調べなければ、肺がんの死亡原因が喫煙または受動喫煙であることは分からないと思います。
    肺がんと喫煙・受動喫煙の因果関係を調査せずに、喫煙者数と肺がん死亡者数のグラフの状況が酷似しているというだけで因果関係があるとお考えになる理由は何でしょうか?

  9. 黒翼猫 より:

    ではなぜ、女性高齢者の肺がん発生率だけ、突出してるのでしょうか?
    同世代の配偶者の喫煙率に連動しているからと考えるのが自然だからではないでしょうか?
    そもそも人数と逆相関になっているという記事の嘘を暴くのが目的なので、
    「喫煙者数と肺がん死亡者数のグラフの状況が酷似している」というところまでで
    十分だと思います
    yokaさんが この愛煙家通信 ご用達の 自称 医学博士をそこまで必死に擁護する理由は何でしょうか?

  10. 黒翼猫 より:

    ではなぜ、女性高齢者の肺がん発生率だけ、突出してるのでしょうか?
    同世代の配偶者の喫煙率に連動しているからと考えるのが自然だからではないでしょうか?
    そもそも人数と逆相関になっているという記事の嘘を暴くのが目的なので、
    「喫煙者数と肺がん死亡者数のグラフの状況が酷似している」というところまでで
    十分だと思います
    yokaさんが この愛煙家通信 ご用達の 自称 医学博士をそこまで必死に擁護する理由は何でしょうか?

  11. yoka より:

    同世代の配偶者の喫煙率に連動しているからと考えるのは黒翼猫氏の自由です。
    普通はそれぞれのデータを個人が理解して各自の意見を決めるのが普通だと思います。
    多数の人が同じような結果を見ることで同じ意見を持たれるのが自然なのは私もそうだと思います。
    私は黒翼猫氏の考えを理解するために黒翼猫氏が理解した内容について教えを頂こうとしただけです。
    肺がんと喫煙・受動喫煙の因果関係を調査していないことはわかりました。
    私は黒翼猫氏との意見の違いについてコメントさせていただいただけなのですが、それを必死に擁護するとお考えになる理由は私が黒翼猫氏を攻撃しているとお感じになられたからでしょうか?私には黒翼猫氏の意見を否定する意図はありませんし、間違いとの指摘もしていません。

  12. yoka より:

    同世代の配偶者の喫煙率に連動しているからと考えるのは黒翼猫氏の自由です。
    普通はそれぞれのデータを個人が理解して各自の意見を決めるのが普通だと思います。
    多数の人が同じような結果を見ることで同じ意見を持たれるのが自然なのは私もそうだと思います。
    私は黒翼猫氏の考えを理解するために黒翼猫氏が理解した内容について教えを頂こうとしただけです。
    肺がんと喫煙・受動喫煙の因果関係を調査していないことはわかりました。
    私は黒翼猫氏との意見の違いについてコメントさせていただいただけなのですが、それを必死に擁護するとお考えになる理由は私が黒翼猫氏を攻撃しているとお感じになられたからでしょうか?私には黒翼猫氏の意見を否定する意図はありませんし、間違いとの指摘もしていません。

  13. 名無しさん より:

    そういや以前から「受動喫煙を受けている人は喫煙者本人よりも被害を受けている。なぜなら喫煙者は煙を吸い込まずに吐き出すが、受動喫煙の人は吸い込んでしまうからだ」という話がまかり通ってたけど、当時から「え、喫煙者だってタバコの煙以外にも呼吸してるだろ?」と不思議だった
    あの理由を論理的に説明してくれた人はいまだにいないなあ

  14. 名無しさん より:

    そういや以前から「受動喫煙を受けている人は喫煙者本人よりも被害を受けている。なぜなら喫煙者は煙を吸い込まずに吐き出すが、受動喫煙の人は吸い込んでしまうからだ」という話がまかり通ってたけど、当時から「え、喫煙者だってタバコの煙以外にも呼吸してるだろ?」と不思議だった
    あの理由を論理的に説明してくれた人はいまだにいないなあ

  15. 田村 より:

     私もyoka氏と同意見で、黒翼猫氏の指摘には違和感を覚えます。
     現代の最先端の医学でも煙草の干渉によってガンが引き起こされるメカニズムは未だ解明されていません。
     その上で肺がんと喫煙・受動喫煙の因果関係を証明せずに、ご自身の憶測だけでデマ・デタラメと言い切ってしまうのもさすがにどうかと思います。

  16. 田村 より:

     私もyoka氏と同意見で、黒翼猫氏の指摘には違和感を覚えます。
     現代の最先端の医学でも煙草の干渉によってガンが引き起こされるメカニズムは未だ解明されていません。
     その上で肺がんと喫煙・受動喫煙の因果関係を証明せずに、ご自身の憶測だけでデマ・デタラメと言い切ってしまうのもさすがにどうかと思います。

  17. 黒翼猫 より:

    少なくとも、元のSPA!の記事の、「禁煙率が下がってるのに肺がんリスクは上がっている」って
    喫煙に肺がんは関係ないという逆相関を証拠としていたのは、このグラフで完全にデタラメ
    だったことは証明できたと思います。
    記事内にでてくる自称医学博士氏が喫煙で肺がんが上がるはずなら喫煙率と肺がん
    死亡が連動しているはずだと仮定してグラフを出してきたのだからここでは、その仮定に
    基づいて反例を示すところまでで「決定的な証拠がでたらめな証明」には十分ではないでしょうか?
    また、ここでは挙げませんでしたが、
    人口推移だけではなく肺癌による「死亡率」のピークが
    60代~80代男性で、10年ずつシフトいるデータもあり、
    煙草の健康へのリスクが周知されてた事が原因である
    と考えてよいのではないでしょうか
    煙草に発がん物質が含まれていることがかなり昔から分かっていて、
    最近では発がん物質と活性酸素の関わりも明らかになったのが、ガン発生のメカニズム
    じゃないんですかね ・ω・

  18. 黒翼猫 より:

    少なくとも、元のSPA!の記事の、「禁煙率が下がってるのに肺がんリスクは上がっている」って
    喫煙に肺がんは関係ないという逆相関を証拠としていたのは、このグラフで完全にデタラメ
    だったことは証明できたと思います。
    記事内にでてくる自称医学博士氏が喫煙で肺がんが上がるはずなら喫煙率と肺がん
    死亡が連動しているはずだと仮定してグラフを出してきたのだからここでは、その仮定に
    基づいて反例を示すところまでで「決定的な証拠がでたらめな証明」には十分ではないでしょうか?
    また、ここでは挙げませんでしたが、
    人口推移だけではなく肺癌による「死亡率」のピークが
    60代~80代男性で、10年ずつシフトいるデータもあり、
    煙草の健康へのリスクが周知されてた事が原因である
    と考えてよいのではないでしょうか
    煙草に発がん物質が含まれていることがかなり昔から分かっていて、
    最近では発がん物質と活性酸素の関わりも明らかになったのが、ガン発生のメカニズム
    じゃないんですかね ・ω・

  19. yoka より:

    よくわかりました。
    煙草に発がん物質が含まれていてがん発生の原因になっていることは私も同意しております。
    自称医学博士氏と日刊SPA!の記事にも考察の問題があるのは同意します。
    お答えいただきありがとうございました。

  20. yoka より:

    よくわかりました。
    煙草に発がん物質が含まれていてがん発生の原因になっていることは私も同意しております。
    自称医学博士氏と日刊SPA!の記事にも考察の問題があるのは同意します。
    お答えいただきありがとうございました。

  21. 通りすがり より:

    喫煙との因果関係のデータを探してたどり着きましたが、このグラフから分かることは「高齢者は癌になりやすい」ですね、あと早期発見と医療の進歩でで助かる人が増えて死亡率は減少しています。
    また「喫煙者数の推移」よりも「肺がん死亡者数の推移」に近いのは「高齢人口の推移」ですし、タバコは確実に発癌性がありますが日光浴も同程度に発癌性があります。

  22. 黒翼猫 より:

    >>11
    「高齢者は癌になりやすいが喫煙しているとそれが顕著に出る」というところまでグラフから読み取れます。
    また、日光浴は浴びているときのダメージだけですが、
    喫煙は吸っている時だけでなく、体内に発がん物質が残るため、細胞に継続的にダメージを与え続けるので、同程度と言っても比較にならないほどの差があります。

  23. 通りすがり より:

    喫煙と肺癌の因果関係って確立してましてでしょうか?
    どちらかと言うと、喫煙は吸っている時だけ発癌性物質を取り込みますが、一生浴び続ける太陽光の方がダメージは大きいのではないでしょうか?
    世界的に皮膚癌は増え続けてますけど、太陽光のダメージは蓄積しないんでしょうか?

  24. 黒翼猫 より:

    >>13
    紫外線でダメージが累積するのと
    喫煙によって有害物質が体の中に入り、入っている間ずっとダメージを与え続ける
    のでは、比較にならないほど後者のほうが影響が大きいという話です。

  25. 通りすがり より:

    石綿やアスベストが問題になっているのに喫煙だけを肺癌の原因にしているのが間違いの元かと思います(確か肺癌の中でも喫煙の影響があると言われるタイプは半分くらいだったかと)、そのせいで逆に喫煙率と死亡数が関係無いように見えてしまいます。
    15歳以上男性喫煙率
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%AB%E7%85%99%E7%8E%87#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:15%E6%AD%B3%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E7%94%B7%E6%80%A7%E5%96%AB%E7%85%99%E7%8E%87%EF%BC%88WHO%E3%83%BB2016%E5%B9%B4%EF%BC%89.png
    肺がんによる死亡者数
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%BA%E7%99%8C#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Trachea,_bronchus,_lung_cancers_world_map_-_Death_-_WHO2004.svg

  26. 黒翼猫 より:

    >>15
    石綿とアスベストは同じものです。
    影響があるにしても、喫煙者と非喫煙者両方に影響があります。
    (喫煙時に、石綿の悪影響が顕著に表れるので、アスベスト問題がほとんどなくなった現在では死亡率が下がるはずだというのであれば、否定材料になると思いますが)

  27. シロ より:

    気になったので国立がん研究センターを調べてみたのですが、肺がんの年齢調整罹患率は、男性・横ばい、女性・増加でした。
    そして、肺がんの年齢調整死亡率は男女共に減少となっています。
    また、肺がんに限らず他の部位でも1995年をピークに減少もしくは横ばいに転じています。
     
    タバコの影響を考えるのであれば、そもそもの年齢調整罹患率で見るのが妥当ではないでしょうか?
    肺がんになる人は増加・横ばいで、死亡率が減少となると、早期発見や医療の進歩が要因のようにも見えます。
    実際、肺がんを含めてがんの生存率は年々良くなっていますし、喫煙と関係のない他の部位の死亡率も一緒に下がっていることも納得できると思います。

  28. シロ より:

    気になったので国立がん研究センターを調べてみたのですが、肺がんの年齢調整罹患率は、男性・横ばい、女性・増加でした。
    そして、肺がんの年齢調整死亡率は男女共に減少となっています。
    また、肺がんに限らず他の部位でも1995年をピークに減少もしくは横ばいに転じています。
     
    タバコの影響を考えるのであれば、そもそもの年齢調整罹患率で見るのが妥当ではないでしょうか?
    肺がんになる人は増加・横ばいで、死亡率が減少となると、早期発見や医療の進歩が要因のようにも見えます。
    実際、肺がんを含めてがんの生存率は年々良くなっていますし、喫煙と関係のない他の部位の死亡率も一緒に下がっていることも納得できると思います。

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