ソニー高音質microSDの優位性があまり理解されていない話
「宇宙史上最も馬鹿げた製品」、ソニーの高音質microSDXCカード「SR-64HXA」が海外でも酷評される
もちろん海外でも例外ではなく、大手メディアが「ソニーがオーバープライスなメモリーカードを『プレムアムサウンドのため』と銘打ってあなたに売りつけたがっている」「ソニーが宇宙史上最も馬鹿げた商品を発表した」などと見出しで書き立てています。 また、音質改善効果を「ホメオパシー療法と並んでランク付けされるもの」「プラセボ(偽薬)」とするなど、記事内容もかなり辛辣に。 極めつけに「ソニーは同じ容量、スピードクラスのmicroSDXCカードを日本で90ドルで販売しているが、Samsung製なら50ドルで済むし、アメリカでは(別のメーカーのものが)わずか30ドルで買える」と、SR-64HXA以外のメモリカードの価格設定まで槍玉に挙げられています。 まさにフルボッコ状態といっても過言ではないほどの問題作となったSR-64HXA。はたしてどれほどの効果があるのかが気になるところですが、「違いの分かる人」にとっての定番アイテムとなるのでしょうか |
というニュースとともに、Twitterでも、似たような発言がかなり見られたのですが、オカルト物と勘違いしてる人が多いのは仕方ないなぁ…とスルーしてたのですが…。
Amazonへの レビューに買ってもない人が、酷いこと書いているのを知ったので、記事にせねばと思ったのでした
Amazon.co.jp: ソニー microSDXCメモリーカード 64GB Class10 高音質モデル SR-64HXA: パソコン・周辺機器
人生は次のステージへ, 2015/3/9 投稿者 にに 手にした瞬間、自然と涙がこぼれました 小さなボディからは想像できない圧倒的な安心感と充足感 探し続けた魂の半身と出会えた喜びに全身が満たされます 自分が何のために生まれてきたか疑問に思っている方、答えはここにあります まさかこんなに効果が出るとは・・・!, 2015/3/7 またひとつ高音質グッズが増えたお陰で、今や私のウォークマンはプロのオーディオ環境にも負けず劣らずの音質が発揮されています。 しかしあるときふと頭にひとつの疑問がよぎりました。 そんな不確かな物なのに、それなのに、一体どこの誰が高音質と決めるのだ。 いったい高音質とはなんなのだ・・・ああぁ、父上。私は分かりません。 確実に高音質を体感できます, 2015/3/7 浄化された音の波動を感じたい, 2015/3/6 バックアップに最適。, 2015/3/5 ラズベリーパイで使用してみようと思いました, 2015/3/5 |
|。・ω・) 。o ( 勘違いし過ぎ&ふざけ過ぎ )
多分、批判してる人たちは
『SDメモリからのデータ読み出しのノイズを低減したって、読みだすデータなんてデジタルなんだから変わる訳ないだろう』って勘違いしてるんだと思う。
SDカードや、Micro SD はここ数年でデータの読み出し速度が十倍以上に跳ね上がってるのだが、随分前から速度の向上とともに増加するEMI(Electromagnetic Interference)の解決が課題になっている
以下参考資料
携帯電話搭載に最適な SDメモリカード用 小型・低ノイズ レベルシフト IC
高速メモリーカード回路のEMIノイズ対策と機器への影響
ノイズ対策の基礎 【第1回】 EMIフィルタって何?
|・ω・) 。o ( 分かり易く説明すると、メモリーカードから高速にデータを読み書きすることによって電磁波が発生し周辺回路へ影響が及ぶのでその対策がなされているのだが、メモリカードが高速化すれるにしたがって、ノイズのエネルギーが大きくなっており、その対策も大変になってるのだ )
発生ノイズを考慮しつつ、転送速度のバランスを取りながら、低ノイズに抑えたのがこの製品で、読みだすメモリの品質が良くなるというオカルト製品ではなく、周辺機器へのノイズの影響を抑えて、音質を向上するためのメモリだというのがお分かり頂けると思う。
まぁ、Twitter だから、こういう発想の人がいるのは仕方ないのだろうか(苦笑)
オーディオ用高級USBケーブルの意義を考える
音楽向けUSBケーブルUSBケーブルと同系列に扱ってる人が居るが、全く異なっており、コンセプトとしては、ASUSの低ノイズマザーボードが近い。
ASUS、X99 Expressチップセット搭載マザーボード3機種
基板上でデジタルエリアとアナログエリアを完全に分離することで、アナログ回路へのノイズの影響を最小限に抑えるほか、徹底した低ノイズ設計によって、マザーボードのオンボードオーディオ機能として最高レベルというクリアな音質を実現。 |
|。・ω・) 。o ( Xperia など携帯電話のような電磁波発生器に音楽Player機能が付いたものに装着するのは疑問だが、NetWalkMan等 の音楽機器のメモリカードとして使用するなら低ノイズの恩恵は十分得られるだろう )
要するに、ある程度の安物が混ざった環境だと一部高品質の周辺機器を入れても意味が無いわけで、
機器、電源、音源ファイルまでとことんこだわった環境で使ってる人向けのハイエンドMicroSDというわけです。
例えば、12年前のミドルレンジマシンに最新のハイエンドグラフィックボードを搭載しても性能を発揮できないのと同じですね
WalkmanはMicroSD読み込み時に出力にノイズが乗るそうですから、それの軽減のためなんでしょうね
ただ、個人的にはWalkmanそのものの設計で対策して欲しいなと思います
(他のDAPではあまり出ないので)
はじめまして。いつもブログの内容を参考にさせていただいています。
技術的なことは詳しくはないのですが、曲の呼び出しは一曲ごとに読み込んでいてリアルタイムに逐一データを読み出していない場合でもノイズは発生するのでしょうか?
1.データを読み書きしていない時でもノイズ自体は発生しています。
2.通常は再生中随時ファイルを読み込んでいます(だから、曲再生中にSDを抜くことはできません)
なるほどですね。聞き分けられるかどうかという問題はあるとしても、理論上はイミガあるのですね。回答ありがとうございます。
音量最大にしたとき、無音のはずの箇所で何が聞こえるか?
という話ですよね
それだと、音源ファイル自体のノイズの話にも聞こえなくないですが、
RAMアクセス時に回路に乗るノイズをいかに低く抑えたかという製品ですね ・ω・
>コンセプトとしては、ASUSの低ノイズマザーボードが近い。
これ即ち、SDカードが良くても、その先(本体→スピーカー→耳までの経路)のどこかが糞なら本末転倒という罠w
電話(スアホ)でMP3/AAC→Bluetooth→イヤホン
こういう環境では、安いSDカードでも件のSDカードでも変化は出ないとおもう。
—2ちゃんで有名なコピペ—
電源コードを変えると音が変わるのはピュア界では常識です。
私は発電所から専用線で我が家まで電力を引っ張り込んでいます。
電線の材質は無酸素銅が最高ですよ。
おかげで、ウチはミニコンですが、ハイエンドよりいい音がしますよ。
ちなみに電力会社の違いでも味付けにサがでるよ。
電力会社 長所 短所 お奨め度
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東京電力 バランス モッサリ遅い C
中部電力 低域量感 低域強すぎ A+
関西電力 高域ヌケ 特徴薄い B
中国電力 透明感 低域薄い B+
北陸電力 ウェットな艶 低域薄い A-
東北電力 密度とSN 低域薄い A+
四国電力 色彩感と温度 低域薄い A
九州電力 バランス 距離感 C
北海道電力 低域品質 音場狭い B-
沖縄電力 中高域艶 モッサリ遅い A
で、上は発電所から5Km地点での特徴。
それより自宅?発電所間の距離が長いと上記特徴+マイルドの味付け
短いと上記特徴+刺激的な味付けが加わるよ。
—ここまで—
だから、Xperiaみたいに、本体が携帯のノイズ発信機みたいな端末に使うと
本末転倒なのは述べたとおりだったり|・ω・)
電源で変わるのも確かなんですが、microSD はモバイル端末向けなんで、
今回はあんまり関係ないかな…と思ったり
電源だけでなく、トランスがどうの、ケーブルがどう・・・なんて話は「納得すればなんでもいい」と思うんですがね。
それと同じじゃないですかね。
まぁ、よく知らない人が、勘違いして叩くのはよくないんじゃないかなという話です。
ハイ
家電量販店なんかで、ヘッドホン・イヤホンのリケーブルや音楽用USBケーブルの比較でこれだけ音が変化しますよ、ってアピールすれば・・・
違いを見いだせなければその聞き手の負け。
確かに理論的にはノイズ軽減されているんだろうけど・・・
まず人間の耳で聴き分けれる差異では無いんだろうし正当な理解がされたとしても売れないだろうなぁって思う
これ、どこかで紹介記事見たときに、ここで推奨というかされている組み合わせの通り、音にこだわった新しいWalkmanでmicroSDを使用する際にノイズやらを軽減して音質が悪くならないようにするため発売したとか書いてありましたね。
個人的には、今使用しているヘッドホンは百均やらのやつと比較して低音とかに違いがあるとかはわかる(本当に安い辺りからそういうのでヘッドホン選んだ)程度で、
良いやつで聞いちゃいないっちゃ聞いちゃいないけど、たいしてわからないであろう耳ではあるので、
ある程度のハイレゾに対応していてそれなりな再生環境があればもうそれでいいかなという感じですかね。
ブラインドテストで高音質版の方が良いという結論になれば「理論上は差があるはず」とか「聞き比べると違う気がした」とかいった妙な話を全部粉砕できますが、なぜやらないんでしょうね?
多分、オーディオマニアをターゲットとしていながらも、あまり効果が無いはずの、Xperia層にも売れたらラッキー的な思惑があるから、ぼかしてるみた所、フルボっこされてしまったって推測しています
若者避けに店頭で超音波に近い音を流すというような実験が以前ありました。効果はあるようでしたが。分からない人には分からないのでしょう。
高い音は長時間聞いてると聞こえない人にも頭痛や難聴の副作用があるので
あんまりいい方法では無いですね。
mixi アプリでやってみたら、22kHz位まで聞こえたんですが、翌日頭痛で寝込みました(笑)
最近のuSDHCはかなり発熱する物がある。
発熱問題がなくなるだけで音が良くなると考えられない最近の人たちの変化に驚いた。
昔から錘とか乗せていた人間としてはこれは変わって当たり前だと思っていただけにこの商品の中傷じみた扱われ方が不思議だなと思う。
SONYとしては他の商品と同じように製品開発しているこのSD、単体で非難、いや中傷されるほどの手抜きはしていない。各種のノイズ測定、複数のSDコントローラを試して見た。と言う説明があった事を忘れてはいけない。
でも、ブラインドテストしても分からないんでしょ?
そもそも、可聴域の数万倍上の周波数のノイズが若干減るだけらしいね
そんなの音質に影響しないし、ソニーも計測結果は変わらなかったって言ってる