Windows 7で変なレジストリができたけど、削除できなくて困った話
Windows はデバイスドライバの認識で不明なデバイスが、誤ったクラス(種類)のドライバでインストールされてしまうと、レジストリを削除するまでインストールできないという問題があります。
そこで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum を編集しようと、レジストリアクセス権限を変更しようとしたら…できないじゃないですか!
セーフモードでもだめ。
苦し紛れの解決策が、XPを起動して %SYSTEMROOT%(Windows7)\system32\config\system をハイブとして読み込んで書き換える方法。
で、目的のレジストリ編集できるようになったのはいいんですが
削除できない…なんで?
なんか、階層深くに消せないキーがある!
面倒だなぁ…6つもあるじゃないですか
とりあえず、所有権を取らないとアクセス権も設定できない
アクセス権でフルアクセス追加
新たにサブキーが出現…きりがないよ!
というわけで、subinacl.exe を使います。ダウンロードはこちら
Download SubInACL (SubInACL.exe) from Official Microsoft Download Center
コマンド例
subinacl /subkeyreg "HKEY_LOCAL_MACHINE\sys7\ControlSet001\Enum\USB\VID_0000&PID_0000" /setowner=Administrators
subinacl /subkeyreg "HKEY_LOCAL_MACHINE\sys7\ControlSet001\Enum\USB\VID_0000&PID_0000" /grant=Administrators=F
所有権取得して、サブキーのアクセス権を設定します。
Elapsed Time: 00 00:00:00
Done: 85, Modified 85, Failed 0, Syntax errors 0
Last Done : HKEY_LOCAL_MACHINE\sys7\ControlSet001\Enum\USB\VID_0000&PID_0000\6&
e1eb181&0&4\Properties\{a8b865dd-2e3d-4094-ad97-e593a70c75d6}\0000000e\00000000
実行結果
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