SimejiのバグからNetAgentさんのBaidu IME解析を分析してみる

バイドゥ、IMEアプリ「Simeji」で入力ログを無断送信 - CNET Japan
NetAgent Official Blog : 入力情報を送信するIME

NetAgent さんの解析で 『クラウド入力Offの場合でも入力文字列を送信していました。』
というコメントがあったので、 Simejiのバグから、何が起こってるのか推測してみました ・ω・

2年前の記事でちょこっと書きましたが、Baidu IMEのクラウドプロセスは、一度起動すると接続の可否に関係なくセッションを復元できないし、終了もできないというバグがあります。

つまり、設定を書き換えても、一度クラウド入力プロセスが起動してしまうと再起動するまで、クラウドを使用しないの設定が完全には反映されないんじゃないかというわけです。

Twitterで、NetAgentさんから『弊社ではあの位なら30分あれば検証できます』とコメントいただいたので、おそらく再起動せずに設定変更だけで検証したんじゃないかと推測 ・ω・;

普通は、パソコン毎日再起動して使うので、使い始める前にクラウド入力をOFFにしたり、日々PCを起動して通常使用する分には問題ないわけですが、同じ事をスマートフォンアプリでやった場合、電源をオフにしてもアプリケーションを手動で終了させるまで、電源をオフにしても直前の状態をレジュームする機能があるため、これが既定でONになってるとほぼ永久的に ONになってしまうわけです Σ(・ω・ ) (・ω・ ) (・ω・ ) な、なんだってー

バイドゥ、IMEの情報送信について見解、「Simeji」には実装バグがあったと説明 -INTERNET Watch

Baidu がSimejiの実装だけ釈明したのはそういうことなんじゃないかというわけです。
まぁ、だとしたら、確かに実装バグだよな ・ω・

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