2013年11月のWindows Update と2000/XPSP2との関係

はいっ、今月のWindows Update 情報です・ω・

影響テーブル

セキュリティ情報 Win2000/XPSP2への影響 Win2000
WLU有無
WinXPSP2
WLU有無
MS13-088
IEの累積的パッチ(2888505)
緊急 - あり/あり 困難 準備中
MS13-089
GDI32.dllの脆弱性(2876331)
緊急 - あり/あり 困難だけど、リリースするかも 困難
MS13-090
ActiveX の Kill Bit の累積的なセキュリティ更新(2900986)
重要 - あり/あり 公開済み 公開済み
MS13-091
Office WordPerfect コンバーターの脆弱性(2885093)
環境依存 - -
MS13-092
Hyper-Vの脆弱性(2893986)
重要 - なし/なし - -
MS13-093
Ancillary Function ドライバーの脆弱性(2875783)
重要 - なし/x64のみ - そのまま適用
MS13-094
Outlook2007 以降の脆弱性(2894514)
環境依存 - -
MS13-095
デジタル署名の脆弱性(2868626)

重要 - あり/あり 困難? そのまま適用
KB2862152
DirectAccess の脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる(2862152)
 あり/あり 無理 そのまま適用

OAKLEY.DLL XPのがそのまま使えるかと思ったんですが、だめでした。
IPSECが使えなくなっちゃいました。
XPと2000では実装がまるっきり違う・ω・

解析してみたところ、XPの変更部分は単純なんですが、2000には該当する実装がなくてちょっと無理っぽいです。

実装するならば IPSEC 丸ごと乗せ変えないとダメなんだけど、XPの場合システムに組み込まれてるのでかなりきつい。

おまけ
マイクロソフト公式ダウンロード センターから 2013 年 11月 セキュリティ リリース ISO イメージ をダウンロード
Windows-KB913086-201309.iso/Windows-KB913086-201310.iso が飛んで ファイル名 Windows-KB913086-201311.iso になりました

関連サイト:
2013年11月のセキュリティ情報

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