一般人は知らなくていい(かもしれない)MS13-002の付加情報

XML コア サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2756145)
ISO版の 今月のセキュリティパッチ集をダウンロードしたところ、Windows 2000向けのアップデートが含まれていました。

XP版に入ってる msxml6.dllのバージョンと2000用のバージョンがちがうのですが、XP版も2000版もパッケージが少し手抜きであることが分かります

Windows XP版 MS13-002 6.20.2502.0
Windows XPインストーラー版MS13-002 6.20.2003.0
Windows 2000版 MS13-002 6.20.2016.0
MS12-047 単体版 6.20.2012.0
MS12-047 MSXML3同梱版 6.20.2501.0

前回、バージョンの統一ができてないのが引きずられている形になっているのがWindows 2000版。
一方 Windows XP版には古いバージョンが残っているという状態です

Windows Vista/Server 2008版 6.20.5006.0 MSXML6.0SP2
Windows Vista/Server 2008版 8.100.5006.0 MSXML3.0SP10
Windows 7/Server 2008R2版 6.30.7600.17157 MSXML6.0SP3
Windows 7/Server 2008R2版 8.110.7601.22149 MSXML3.0SP11
Windows 8/Server 2012版 6.30.9200.16447 MSXML6.0SP3
Windows 8/Server 2012版 8.110.9200.20551 MSXML3.0SP11

ところで、 Windows 7/8版は、 MSXML 6SP3/MSXML3SP11版になっている一方、Vista版にはXPと同じ系列の MSXML6SP2/MSXML3SP10が入っていますね ・ω・

注:Windows 2000 拡張カーネルのNT6版には Windows 7版の MS XMLが同梱されています

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です