デフラグの時に知っておくべき4つの心得
デフラグは、マイコンピュータのドライブを右クリックすることで、プロパティのツールから起動できるソフトです。
定期的に、デフラグをすればパソコンのパフォーマンスが大幅に向上します。
しかし…
1.デフラグを実行するときはセーフモードで起動して実行。
セーフモードでデフラグを行うことで、Windowsがロックするシステムファイルや常駐ソフトが少なくなり、整理できるファイルの量も格段に増えます。
但し、UltraATAなどの、ディスクの高速アクセスモードがセーフモードで遅くなるケースもあります。アクセス自体に問題はありませんが、デフラグにかかる時間が長くなるケースもあると言うことで覚えておきましょう。
2.デフラグと仮想メモリとハイバネーション用領域
仮想メモリやハイバネーション用領域は、Windowsのセットアップ時に固定しておけば、綺麗な連続ファイルになり、以後デフラグの時に考える必要はありません。
しかし、最初に確保しておかなかった場合は、酷い断片化を引き起こして、パフォーマンスの低下につながります。
デフラグの為に、セーフモードで起動する前に、仮想メモリを無効に設定します。(セーフモードにしないでデフラグする場合は危険なので実行しないこと)
デフラグが終わったら、仮想メモリを確保しなおします。
3. デフラグが終わったのに、真っ赤なまま
実は、Windows のデフラグはデフラグの仕方が下手なので、
連続した空き領域よりも大きいファイルを移動しません
つまり、ディスクの空き領域が少なすぎると、移動できないファイルが沢山でき、デフラグをしてもほとんど効果が出ません。
また、一回デフラグをした後、連続した空き領域ができると、動かせるようになるファイルもできるので、デフラグが終わった後、もう一度デフラグをすると、最適化がもう少し進むこともあります。
デフラグを行う場合には、できるだけ、HDDの空き領域を大きくしてから行いましょう。
「分析」で断片化ファイルのサイズが表示されるので、少なくとも、一番大きい断片化ファイルの2倍位は開けておきましょう^^;
理想は、HDDの1/4程度空いていることです。
4. デフラグでHDDが壊れるケース
クラスタチェイン(HDDのファイルの格納状況)が壊れていると、デフラグをすると、読めなくなってしまうファイルが増殖することがあります。
前回正常終了してない場合、又はチェックディスクがWindows起動時に出てくるにもかかわらず、スキップしている場合は、まず、チェックディスク(スキャンディスク)を先に実行してから行いましょう。
後、稀にですが、ウィルスに感染したファイルがデフラグ中に見つかると、HDDの保存情報を破壊してくれるウィルス対策ソフトとデフラグソフトの組み合わせがあります。
要するに、
デフラグでウィルスを移動→ウィルス対策ソフトが移動を妨害→移動できないのに移動したことになるがファイル保存情報が書き換わらない→不整合ができる。
こういう流れです。
昔やられたことがあります orz
デフラグをする時にセーフモードにするのは、
・他の常駐ソフトがデフラグ中にファイルを更新するのを防ぐ。
・ウィルス対策ソフトを無効にする。
・セキュリティソフトが無効なのでネットワーク接続を無効にする。
という意味合いもあるわけです。
何時もありがたく拝見してます
デフラグに関してはすっきりデフラグというフリーウェア
もいいかも?