iTunes 9.0 リベンジと 文字化け回避

昨日はWindows 2000で起動できなかったiTunes 9.0ですが、新しく追加された、Apple Application Support にWebkitが入ってることと、ネットアクセスする瞬間に落ちることから、Safariと同じDLLを追加すれば直るのでは?
と思いつきました。

例のiphlpapi.dllを入れてws2_32.dllを簡易インストールを早速試してみたところ・・・
itboot
無事起動しました!


しかし、Apple Store にアクセスすると、
itbake
うわ、どこかで見た文字化けが!

そう、Safariのフォントを滑らかさの設定の再現です。

しかし、iTunesには該当する設定はなく、\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Preferencesに入っている iTunes.exe.plist にSafariの設定を入れても無効!

そこで、WEBKITのアンチエイリアスを無効にすることを思いつきました。

ちなみに、該当するライブラリは CoreGraphics.dll

関数を調べてみると

?exifStr_AntiAliasStrength@@3QBU__CFString@@B
CGClipGetShouldAntialias
CGClipStrokeGetShouldAntialias
CGContextGetAllowsAntialiasing
CGContextGetAllowsFontAntialiasing
CGContextGetFontAntialiasingStyle
CGContextGetShouldAntialias
CGContextGetShouldAntialiasFonts
CGContextSetAllowsAntialiasing
CGContextSetAllowsFontAntialiasing
CGContextSetFontAntialiasingStyle
CGContextSetShouldAntialias
CGContextSetShouldAntialiasFonts
CGFontDefaultGetAntialiasingStyle
CGGStateGetFontAntialiasingStyle
CGGStateGetShouldAntialias
CGGStateGetShouldAntialiasFonts
CGGStateSetFontAntialiasingStyle
CGGStateSetShouldAntialias
CGPDFGStateGetShouldAntialias
CGPDFGStateSetShouldAntialias
CGRenderingStateGetAllowsAntialiasing
CGRenderingStateGetAllowsFontAntialiasing
CGRenderingStateSetAllowsAntialiasing
CGRenderingStateSetAllowsFontAntialiasing

関係ありそうな関数です。

取り敢えず、適当な関数をごにょごにょして見る。
itboot2

ぎゃっ(笑)!

itboot3
あんまり複雑な操作はあきらめて、取り敢えず、無効化に留める事に

Filename: it9fix.zip
Download: 105k
Platform: Windows 2000
Language: MultiLingual
Describe: It makes iTunes 9 be disabled AntiAliasing.
LastUpdate: 11 Sep, 2009
Target: CoreGraphics.dll(1.0.59.0)

Filename: CoreGraphics1.0.60.0.zip
Download: 12k
Platform: Windows 2000
Language: MultiLingual
Describe: It makes iTunes 9 be disabled AntiAliasing.
LastUpdate: 16 Nov, 2009
Target: CoreGraphics.dll(1.0.60.0)

作ったのがこれ。(Windows 2000では確認しましたが、他のOSでは動作未確認です。異常動作することはありませんが、効果が無い可能性があります)

iTunes 9のアンチエイリアスを無効化します。
実行すると、\Program Files\Common Files\Apple\Apple Application Support のCoreGraphic.dllを書き換えます。

戻すときは、oldファイルを元のファイル名にしてください。

itboot4
これで、安心して iPhone OS 3.1を Windows 2000で使えます。
それは、また後日。

* 一応、Apple Mobile Device Support Driver 1.43でも iTunes 9.0が動作しますが、 iTunes 9.0に同梱されているのは 1.45 なので、iTunes 9インストール後、 \WINNT\system32\DRVSTORE\usbaapl_(略) を削除しないと使えなくなるとか、fcwinがitunes.exe の書き換えにまだ対応していないなど、問題があります

参考までに、書き換える場所と値は
FF15148040008b8c242001000083f801 の後の 0f94c0 を 33c040 です。

関連サイト:
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iPhone OS 3.1提供開始、iTunes 9対応と改良・修正多数(情報元のブックマーク数) - ふうてんのまっちゃだいふくの日記
ビデオ:「iTunes LP」--アップル発表の新アルバム機能:ニュース - CNET Japan
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関連記事:
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1件の返信

  1. とおる より:

    これと同じ現象がiTunes 10.7で起きてしまいました。
    なんとかお願いします.

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