GeForce Release 182.50 のQuadro FX用 Performance Driver Service を 入れてみる

nVidia Geforce Release 182.50 には同梱で NVIDIA Performance Driver Service というのが入っています。

これを使用しているとOpenGLの性能が向上するそうなのですが…。


ソフトはインストーラーが、C:\NVIDIA\WinXP\182.50\IS の中に、PDsetup.exe という形で入っています。
nv3
しかし、Windows2000にはそのままインストールすることは出来ません。
一度このエラーが出た状態で、\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Temp の中を漁って、NVIDIA Performance Drivers.msi を取り出します。
WindowsXPやVistaの場合はそのままダブルクリックでインストールが出来ます。

さらに、Universal Extractor を使って解凍します。
Program Filesというフォルダガできるので、これをこのまま ルートディレクトリに上書きします。
中の \program files\NVIDIA Corporation\Performance Drivers フォルダを開いて、ここに kernel32 と wtsapi32 を kdwで簡易インストールしたら、コマンドプロンプトを開きます。
SC.exeが必要ですから、あらかじめ Windows2000 CDに入っている、Windows Support Toolをインストールしておいてください。

コマンドは2行で次の通り

sc create "NVIDIA Performance Driver Service" binpath= "D:\Program Files\NVIDIA Corporation\Performance Drivers\nvPDsvc.exe" start= auto displayname= "NVIDIA Performance Driver Service" error= ignore
sc description "NVIDIA Performance Driver Service" "Provides support for NVIDIA Quadro FX cards in combination with Autodesk AutoCAD and Autodesk 3ds MAX."

D:\>sc create "NVIDIA Performance Driver Service" binpath= "D:\Program Files\NVIDIA Corporation\Performance Drivers\nvPDsvc.exe" start= auto displayname= "NVIDIA Performance Driver Service" error= ignore
[SC] CreateService SUCCESS

D:\>sc description "NVIDIA Performance Driver Service" "Provides support for NVIDIA Quadro FX cards in combination with Autodesk AutoCAD and Autodesk 3ds MAX."
[SC] ChangeServiceConfig2 SUCCESS

D:\>net start "NVIDIA Performance Driver Service"

NVIDIA Performance Driver Service サービスは正常に開始されました。

こんな風になれば成功です。

nv4
で、パフォーマンスを比較してみたわけですが。OpenGLが確かに心持増えた気はしますが、誤差範囲のような気もするような結果に。

果たして、意味があったのかどうか(^^;

ちなみに、このパフォーマンスドライバ自体、Quadro FX用に提供されているものなのですが、 GeforceのPCにインストールしても特にエラーは出ないんですよね。

余りこのソフトに触れているサイトもないので詳細は不明だし、インストールされているバージョンもかなり限定されているので謎に包まれたドライバですね。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です