NHKの30代以下の感染者の報道は事実と正反対!日経のドイツを見習えも正反対のフェイクニュース!
都内で新型コロナウイルス感染確認の4割が30代以下
先月25日から1日までの間に感染が確認された人のうち、およそ4割が30代までの若い世代でした。東京都は氷山の一角の可能性があるとして、若い世代に感染を広げないために慎重な行動をとるよう呼びかけています。https://t.co/8X13hBIXzE
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) April 1, 2020
NHKさんが30代以上の感染者が 38.9%いるのでニュースにしています。
それではここで、令和2年3月の人口分布を見てみましょう
表を見ると、30代までの人口は4771万人、つまり、37.9%居るわけです。
ところで、38.9%というのは都の話でした。
都内は少し若者が多いので、分布が少し違います。
住民基本台帳による東京都の世帯と人口 令和2年1月
表を見ると、30代までの人口は548万人、つまり、41.3%居るわけです。
本来、通勤などがなく閉じこもっていることが多いはずの高齢者が60歳以上の高齢者は377万人もいます。なのに人口の割合に対して、これだけの感染者が高齢者よりになっていることの方がヤバいと思うのですが。どうしても、NHKさんは高齢者に忖度して、若い人の責任にしたいようですね。
要するに、30代以上の人口は41.3%なのに感染者は38.9%なので、これだけアクティブに動いてるはずの若者の方が感染は少ないというのが真相です
NHKさんのニュースは、極端に言えば、「新型コロナウイルス感染確認の5割弱が女性!」って報道やってるのと変わらないと思います。
一方日経さんのニュースもかなり酷いです。
ドイツの検査数は日本の17倍だ~!
と言って人口100万人あたりの検査数を比較しているが、人口100万人あたりの死亡者数は
日本0.5 ドイツ9.2人 ですぜ。
ドイツは日本の18倍高いじゃないの。
(。-`ω-)見習うのはどっちなんだよ。#モーニングショー https://t.co/uCXYfLA0lQ pic.twitter.com/LA2MMLRoY2— Moja テレビがやらないニュース管理人 (@Mojaecodrive) April 2, 2020
感染者が多ければ、検査数が多くなるのは当たり前です。
人口を分母にするのではなく、感染者数を分母にしなくてはいけません。
日本は、イタリア・韓国・イギリス・アメリカ・ドイツの6か国の中では、韓国に次ぐ2位の水準でPCR検査が行えています。
これまでの経験則で、PCR検査の割合が 5%を超えると、感染爆発につながっているので、日本も、もう2~3割検査の数を増やさないと手遅れになるでしょうが、ドイツのPCR検査数は4月1日の時点で日本の28.7倍ですが、感染者数は30.8倍あるため、日本よりも検査が追いついていない状況です。
(先週は17倍でしたが、感染者数が21倍だったため、今より検査が追い付いていない状態でした)
検査が追い付いていない国はどうなるかというと、感染者数が、指数的に増えるため、PCR検査の数も増やさねばならず、アメリカやイギリス、イタリアのようになってしまうわけです。
6か国の中で分類すると
アメリカ、イギリス、イタリア はPCR検査が感染者の増加に追いついておらず、先が見えない状態。
ドイツは、PCR検査を急速に増やすことによってぎりぎり踏みとどまっている状態
日本は、PCR検査を増やさなくてもドイツと同じ水準でとどまっているが、少し増やさないと手遅れになる状態。
韓国は、十分なPCR検査が実施できており、終息しつつある状態
なので、ドイツを見習え!ってのは頭の悪い人が数字だけ見て思いついた、フェイクニュースの類になります。
※ドイツの最新情報は Taglicher Lagebericht des RKI zur Coronavirus-Krankheit-2019 (COVID-19) を参照
でも、東京都における30代以下の若者の人口比と都のコロナ感染者数における若者の比率はともに4割程度だからそれほど差があるとは思えないけど。
つか、NHKなどが言いたいのはそういうことではないでしょ。
老人のほうが重症化しやすいという現象がこの問題の根底にあるわけで。
表層的な数値の取り扱いでは、物事の本質を見失うよ。
少なくとも何にも考えない阿呆な若者(バカ者)がアクティブにせず、家でじっとしてれば、その分の他の年代への影響は確実に減るのは事実だから。
で、まだWindows 2000使ってるの(笑
若い人の責任にしたがってるような、
「誰彼が悪い!」と断罪しているような
報道には見えなかったけどな。。。