世界一のクリスマスツリー、『山火事を唯一生き延びた縁起のよい樹』も後付の可能性?
氷見の有史での大火災といえば 約80年前の1938年にあった大火災。氷見町大火
氷見大火から71年: 寒ブリの里の東洋蘭・蘭翁の独り言
氷見市役所 - 【氷見町大火の惨事を省みて】 9月6日に氷見市消防団秋季消防訓練が行われました。... | Facebook
富山県氷見市の山火事を唯一生き延びた縁起のよい樹ということなので、これについて調べてみました
そもそも、道路沿いで、結構開けた場所にあって、ひっそりと山中に生えてる木ですらなかったのですが…。
1938年(昭和13年)9月7日付の大阪毎日新聞(夕刊)は、「火勢猛烈、ついに千五百戸焼ける」の見出しで富山県氷見町の火災を報じている。 9月6日午前0時20分頃、富山県氷見郡氷見町下伊勢町の履物店から出火、折からの南東の烈風に煽られ、火はたちまちのうちに燃え広がった。 高岡、伏木、新湊等県下各地から消防組が氷見町に駆けつけ必死に消火活動をするが、火勢は治まらない。火は約5時間後に鎮火した。 高砂町、地蔵町、川原町と燃え広がり約1500戸を焼き払った。 町役場、警察署、郵便局、南上小学校、図書館、高岡銀行支店、光源寺、光禅寺などが灰燼に帰した |
右下のマークついてるところが、灰になった有名施設
氷見大火 8km 位火災現場と離れていて、全く影響がなかったことがわかりました
市街地が中心の火災で1500戸以上が燃えた、大火災で 加納の山も燃えたみたいですが、
全く関係ないことがわかりました ・ω・!
そもそも、南東の風で燃え広がったので、無理です!
氷見の歴史を調べてみましたが、150年間で、他には大きな火災はなさそうですよ?
自分の身勝手で数百年生きた木を瀕死状態で神戸に持ってきて、
この不憫なあすなろの木は オーナメントじゃなくて、イベントを盛り上げるための嘘で
飾られていたと言う落ちですか? ・ω・ いい加減にしてほしいですね
追記:現地で実際にアスナロ付近の民家に焼け跡があると言う未確認情報があるため、調査することになりました。しばらくお待ちください|・ω・)
追記情報:
最近の樹とか: 富山県氷見市の神明社の大スギ
あすなろの木から約1.9k離れた神明社には樹齢500年クラスの大杉があるようです
八幡宮 (氷見市一刎)
あすなろの木から約500mのところに八幡宮があり、相当古い建物が残っています
八幡神社
八幡宮 とは反対側に約900mのところに八幡神社こちらも相当古いですね
氷見市であった有史以降の大きな火災
天正の大地震 1586年1月18日 3800戸延焼(氷見市の箭代神社などが焼失)
安政の大地震 1858年4月9日 5100戸延焼
氷見大火
真相が分かりました
氷見市の「あすなろの木」は道路に面し移送し易い場所にあったため選ばれた。それは西畠氏と木の所有者間の話し合いによって。
以前、木の横にあった小屋が火事になったが木自体は延焼を免れた。「周りが山火事にあい、唯一生き延びた」は誤り。山中により大きな木は沢山ある #世界一のクリスマスツリー |
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