【ニセ科学】1998年に太陽表面が低温であることをNASAが実証した→ソースを探してみると・・・ その1
太陽は常温の星であるという説を展開している関 英男工学博士の説をつぎに載せる。
1998 |
ひっくり返りそうになった。
なんか、想像だらけで不穏なんですが、取り敢えず調べていくことに
本来は
http://twitter.com/BlackWingCat/status/836095664970870786
「太陽の熱核融合を人間がコントロールできるというのは嘘」ってのをチラ見した人「太陽の熱核融合は嘘」
QT どこだったかで「太陽が熱核融合してるのは嘘ですよね」みたいなの見かけてどうしたもんかと思ったことあるなそういやw |
これのソース探そうと思っただけなんですが、無駄に奥が深いネタだったようです。
いわゆる「トンデモ」シリーズ(?)の第3弾といえる、「トンデモ超常現象99の謎 (と学会・著)」 を買ってきて読む。
結論から言えば、最初の「トンデモ本の世界」に比べればたいして面白くはない、というか、 そんなことは百も承知で作ったのだろうけど、単なる解説の列挙でしかない。 ではつまらなかったかというと、そうでもなくて、結構楽しめた。それに、 いくつか収穫もあった。たとえば、昨年8月4日の日記に書いた、 「太陽表面がもし6000度なら水星は火の玉になってしまう。だから、太陽は冷たい天体だ」 と船井幸雄氏に吹き込んだ「物理学者」とはだれかと思ったら、 「高次元科学」で有名な関英男博士だったのだ(P.99)。 もちろん博士は「物理学者」などではない。 「エイズはウィルスで感染するのではなく、心の歪みが原因だ*1」 などと患者が聞いたら激怒しそうな*2ことをさらりと言ってのけるイカしレたおじさんである。 水星の温度を根拠にした「太陽低温説の証明」が載っているのは、「高次元科学」の続編、 「高次元科学2」だそうで、この本が出ているのは知っていたが、最初の本のあまりの 「アレ*3」に手に取るのを躊躇していたのだった。 |
フォーグ、FOAG~高次元エネルギーを集め、供給し続けるツール。両手振り運動のお供にも。
「グラヴィトニクス理論」なるものを提唱した、関英男(1905~2001)という 工学博士が居られました。東京工業大学、ハワイ大学、電気通信大学の教授を 歴任した後、加速学園を設立し、サイ(PSI)科学会を立ち上げ、日本での 超意識や超能力研究の基礎を築いた方です。 関博士は、電波受信機の専門家なのですが、 電波は横波で、現在の科学でわかっている一番速いものと考えられていますが、 |
今朝の日経新聞13面のベストセラー欄を読んで目をむいてしまった。 7/23の日記でふれた船井幸雄氏の「エヴァへの道」 が法経部門の3位に入っているではないか。 この本の読者の多くはサラリーマンであろうが、今のサラリーマンは 「太陽の表面温度は摂氏25度」といわれて納得しているのだろうか? 恐ろしいことである。
太陽の表面温度が摂氏6000度程度、というのが定説だが、この本によれば、 しばらく前から一部の物理学者がこの事に疑義を申し立てている、というのだが。 その根拠がすさまじい。 水星の太陽からの距離から考えて、水星が太陽から受ける輻射の単位面積、 単位時間当たりのエネルギーは地球の6倍以上になる (正確な数値は理科年表が今手元にないのでわからないが、これはほぼ正しい)。 絶対温度がエネルギーに比例する(これもまあ条件付きで正しい)事から考えて、 地球の表面温度を摂氏20度、つまり絶対温度で約300度とすると、 水星の温度はその6倍の1800度、摂氏にして1500度以上になってしまう。 実際の水星の地表温度は摂氏350度程度だから、計算が合わない。 だから地球や水星は太陽の輻射で暖められているのではない、というのだ。 熱力学の基本的な法則に、「ステファン・ボルツマンの法則」というのがある。 これはようするに、輻射によって失われるエネルギーが、絶対温度の4乗に比例する、 という法則である。先のたとえを使うと、資産が倍になると、支出は16倍になる、 ということなのだ(もちろん経済学にはこんな法則はないだろうが)。 逆に言えば、資産を倍にするためには、16倍の収入が必要なのだ。 だから、輻射のエネルギーが6倍になっても、絶対温度は1.5倍程度にしかならないのだ。 また、地球と水星では大きさ、自転の速度、大気など条件が違いすぎる。 より条件が近い月で考えてみると、(記憶によれば)月の昼間の地表温度は摂氏120度、 絶対温度で400度程度。その1.5倍は600度、摂氏にして300度ちょっとで、 全く問題はないのだ。 |
うーん…。
そもそも、太陽の表面温度自体が、ステファン・ボルツマンの法則から計算されたものだったような・ω・
つまり、関英男氏は電波工学の権威なのだけど、ステファン・ボルツマンの法則を覚えてない位、熱物理学には疎い人だったのだけど、その矛盾を説明するために、「天波」という謎の理論を作ったと。
この最初の仮説が間違ってるので、天波なんて存在しないが正しいですね
で、この 関英男氏に変なこと公園で吹き込んだNASA元職員について調べてみた
川又審一郎さんは、元NASA関連の研究員の方で大宇宙の動きから宇宙飛行士の波動調整や宇宙食の研究までされ、京都と大阪でセミナーをされています。 今は、岐阜大学だったと思いますが、講師か教授をされています。 量子の次元から人間の健康について説かれます。 耳ツボ刺激の波動調整器と世界で唯一のアルカリ性の湖で採れる35億年前の遺伝子がそのまま残されているブルーグリーンアルジーとホルモンバランスを整える世界で最高品位のマカ(・ビガー)を紹介されています。 「遺伝子強化」「ブレインプラーナ V 」「ブルーグリーンアルジー」「マカビガー」 |
どうやら名前が変わってるけど同一人物らしい
健 康器具販売会社「気づきの会」(メディカルサイエンスに商号変更、東京都世田谷区)が、1999年8月期までの1年間で、約1億9000万円の所得を隠 し、法人税約6500万円を免れたとして、東京地検特捜部は29日、同社と川又信一社長(47)を法人税法違反で在宅起訴した。 関係者 |
なるほど。在宅起訴されたから、名前変えたのね
平成13年 (ワ) 26301号 損害賠償等請求事件|不正競争判例データベース
アートコネクション 気づきの会 メディカルサイエンス 東京都世田谷区赤堤2-24-12 テラス赤堤107 (現在別の会社が入っている) 原告メディカルは,気の波動を利用した健康器具(装置)の輸出入及びその販売並びに海藻・川藻・薬草等の自然栄養素を補強した健康食品等の輸出入及びその 原告両社の代表者であるDは,その事実はないにもかかわらず,東京大学物理学科を卒業して,NASA(アメリカ航空宇宙局)の研究員 原告メディカルの主力商品に,「気」の波動を利用した健康器具(装置)であるという原告商品1及びそのシリーズと,アメリカのクラマス湖に生えている藻か ① |
平成15年(ネ)第3361号 損害賠償等請求控訴事件(原審・東京地方裁判所平成 13年(ワ)第26301号)
被控訴人メディカルと被控訴人アートの事 務所は同一場所にあり,両者の代表者も同一で,両者の事務も峻別されていない 本 件は,被控訴人らが,控訴人,並びに,ワールド・ウィンドウ株式会社(以下「被告会社」という。),並びに,被控訴人らの元従業員で,その後被告会社に勤 務しているB及びC(以下,これら3名を「原審被告3名」という。)に対し,不正競争防止法2条1項4号,7号,8号(営業秘密保護に関する不正競争行 為),同項13号(品質誤認表示に関する不正競争行為),及び,同項14号(虚偽事実の告知・流布に関する不正競争行為)を理由として,各不正競争行為の 中止を求め,上記各不正競争行為及び不法行為を理由として,損害賠償を求めた事案である。原審では,被控訴人の原審被告3名に対する不正競争防止法に基づ く請求及び不法行為に基づく請求がすべて棄却され,同被告らに対する判決は確定した。しかし,控訴人は,原審において,適式の呼び出しを受けながら,口頭 弁論期日に出頭せず,答弁書その他の準備書面も提出しなかったため,被控訴人らが主張した請求原因事実を自白したものとみなされ,控訴人に対する請求は一 部を除いて認容された。 |
"blue green algae" で検索するとわかるけど オンラインで海外輸入で¥2500でかえる製品を原価¥1600円くらいで仕入れて¥16000で売ってたらしい。これは酷いw
しかも、NASA関連職員だった事実はなく、当初、東京大学物理学科卒業を自称していたが経歴詐称だったことが判明して成蹊大学卒業に変更したこともわかった。
ワールド・ウィンドウ株式会社ってところが風評被害ばら撒いたとして訴訟を起こしてるけど、事実無根だったことが判明して、上告後、反論しなくて、裁判代を肩代わりすることになったと・ω・
特許 CN1321707C - 作用于反应点的复合波发生装置 - Google 特許検索
特許 US6843765 - Apparatus for generating composite wave to reaction point - Google 特許検索
そして、天波理論を元に作った機械(ブレインプラーナ/バイオウェーブ)を世界特許をとって16万で売ってると、特許自体はほんとに存在するようだ
バイオウェーブ 木目調 | バイオリープ
原告商品1開発及び販売の経緯 原告両社代表者D が原告商品1を開発し,原告両社において販売するに至った経緯は次のとおりである。 (ア) Dは,平成3年,中国滞在中に,耳の反応点を使った小型機器(魔針)を紹介され,魔針を日本国内で販売しようとして市場実験を行った。 (イ) 平成4年,Dは,知人から台湾製の複合波発振機を使用して中国の工場で製造されている複合波発振製品があることを紹介され,商品効用が優れていると判断し,原告アートにおいて,この商品を独自開発することにした。 (ウ) Dは上記開発に当たり,被告Aから,上海の開発元に開発・製造依頼をすることを提案され,被告AからEの紹介を受けて,原告商品1の第1号機「マジック ニードルⅠ」として,Eに,中国の製造会社から調達して日本に輸出してもらい,平成5年から市場実験を兼ねたテスト販売(卸販売)を開始した。 (エ) Dは,平成6年11月16日,これにつき,耳のツボ自動探測による刺激装置として実用新案登録を受けた(登録第3007267号)。 (オ) 平成7年,Dは,「マジックニードルⅡ」を開発し,Eの工場で独自に製造するとともに,「マジックニードルⅠ」の販売を中止し,「マジックニードルⅡ」の販売に切り替えた。 (カ) 平成8年12月,「マジックニードルⅡ」を性能アップさせた「ブレインプラーナⅤ」を販売開始した。さらに,平成10年12月,「ブレインプラーナⅤ」の性能アップ版として,「ブレインプラーナⅤスパー」を販売アイテムに追加した。 |
調べてみると全然関係ない。
上海で耳つぼを使った機器を紹介されて、それをアレンジして開発し、日本で販売しただけで、天波理論関係ないし、自分で発明したわけでもないようだ。『耳のツボ自動探測による刺激装置として実用新案登録を受けた』が正しい。
『マジックニードル』→『マジックニードル』→『バイオウェーブ』
元々、耳の反応点を使ったただのマッサージ機器なのですが、その振動を無理やり天波に結び付けてバイオウェーブという製品になったのが現状のようですね・ω・ なるへそ
テラピ・リヨン ポール・ノジェの耳介療法
MDノジェって誰だろう?と思ったら、ポール=ノジェ博士のことらしい。(MD、医学博士の略ね)
この会社どうなったのかな?と思って調べてみた
当社は、1992年から「遺伝子強化法」という高水準のテーマを持ち、 科学的理論と商品を一体化させ、社会に貢献する会社です。 商品開発・総輸入元 : 株式会社 アートコネクション |
バイオセルとは|バイオセル株式会社 BIO CELL CORPORATION
弊社は1991年より「遺伝子強化法」という高水準のテーマを持ち、科学的理論に裏付けされた研究による商品や関連する食品などを取り扱ってきました。 本来誰もが持っている心身を健全化させる体内のしくみに着目し、そのしくみを大脳生理学などの科学的理論を基に、総合的にバランス強化するための商品開発やサービスを展開しています |
バイオセル株式会社の求人情報一覧 | アルバイト・バイトの求人情報ならイーアイデム
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会社概要 | ブルーグリーンアルジーやマカなどのサプリメント通販 | バイオリープ
私 たちは、会社設立した1990年から、人生の成功者になるためには、人生を良くする土台を健全にすることだという考えを持っています。土台とは、身体と心 の立ち位置です。この身体と心の立ち位置(土台)をピュア(健康)にすることが、私たちの会社の社会貢献のテーマとしてきました。 販売業者 所在地 |
アルジー100の株式会社ウェーブモーション
ここも販売代理店ぽい
~2000年10月24日 氣づきの会株式会社
2000年10月25日~2006年2月 株式会社 アートコネクション
メディカルサイエンス株式会社
2007年12月~現在 バイオセルコーポレーション(2014年にサイト移転)
現在は バイオセルコーポレーションの名前で 代表者の名前隠して活動してることが判明
株式会社JES
2007年に JESが出した広告だけど、経歴詐称が発覚した後だから、アウトだろって思うんだけどw
いやぁ、奥が深いなぁ・ω・
続きます
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