INF ファイルの Manufacture セクションの優先度を調べてみた

Windows の インストールファイル(inf)には、 Manufacturer セクションという、環境によってどのドライバを入れるか選択する フィールドがあります。

[Manufacturer]
%Std-model%=STD, STD.NTx86.5.1

Windows 2000 と XPでどのように優先度が決まるか調べてみました。


まず、Windows XP

↑優先
NTx86.5.1
NT.5.1
NTx86.5.0
NTx86.5
NT.5.0
NT.5
NTx86
NT
無印
---------
認識しない
5.1
5.0
5
x86.5.1
x86.5.0
x86.5
x86

こんな感じ。

続いて Windows 2000

認識
無印
---------
認識しない
NTx86.5.1
NT.5.1
NTx86.5.0
NTx86.5
NT.5.0
NT.5
NTx86
NT
5.1
5.0
5
x86.5.1
x86.5.0
x86.5
x86

うーん、全く対応してないんですね|・ω・)

こんなドキュメントを発見

Creating INF Files for Multiple Platforms and Operating Systems

For Windows XP and later, you can supply INF Models sections that are specific to various versions of the operating system. These version-specific Models sections are identified using the TargetOSVersion decoration in an INF Manufacturer section.

翻訳

XP以降は、INFモデルセクションに さまざまなOSバージョンの種類を適用することができます。 これらのバージョン種別のモデルセクションは INFの Manufacturer セクション で ターゲットのOSバージョンが 修飾されます。

なるほどね。

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