Windows2000のシャットダウンが異様に遅いのを解消

うちのWindows2000はシャットダウンすると、設定を保存しています。の画面が２分近く出ている。
これはProfileの保存に時間がかかってるんだろうけど、原因がわからなかったんですが。
どうも、デュアルブートにしてるせいで、Vistaの作成した存在しないはずのProfile情報を保存しようとして
PCがリトライを繰り返してるような感じ。

実はこれ、レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\System\ProfileUnloadTimeout
の値を変更することで、解決するそうな。
規定値は６０なので、リトライが１～２秒なら2分かかってしまうわけですね。
とりあえず、2を入れてみてシャットダウンしてみたところ、10秒ほどで、「設定を保存しています」の画面が消え
即座にシャットダウンされるようになりました。

これで、起動よりシャットダウンの方が遅いと言うこともなくなってHappyなのでした(笑）

 
ちなみに、これはローカルコンピュータポリシーからも行えます。
上の画像のユーザープロファイルのアンロードと更新の試行回数の上限ってのがそうです。
コンピュータの管理のショートカットに、 %SystemRoot%\system32\gpedit.msc を入れておくといいみたいですね。

ちなみに、後述の User Profile Hive Cleanup Service をインストールしておくのも有効らしいです。

ユーザー設定の保存が異様に遅い理由の一つに、フォルダの表示設定の保存があります。ここにチェックが入っていると、フォルダ構成を丸々レジストリに保存することになるので、膨大なデータになるわけです。

あと、ローカルセキュリティポリシーの設定に、『システムのシャットダウン時に仮想メモリのページファイルをクリアする』というのがありますが、これが有効になっていると、シャットダウンのたびに数百Mから数Gのファイルを丸々アクセスすることになります。

参考：
ProfileUnloadTimeoutに関する規定値： 816813 適用後も二重シャットダウンに失敗する場合がある
ユーザProfileのレジストリのアンロードを監視するサービス： User Profile Hive Cleanup Service