新型肺炎がアジア人の病気だとされていたのは本当だよって話

これ、嘘みたいな話ですが、実話だと思われます。

その根拠を探してみました。

約100年前、日清戦争や日露戦争の日本の軍事的進出などがきっかけで黄禍論(yellow peril) という、黄色人種脅威論 という名の差別が広まりました。
それを揶揄って無知で差別的な大衆メディアがこぞって新型肺炎を「黄色の脅威(Yellow Alert)」や中国ウイルスと報道した結果、2月末になっても、余韻が残っていたと言います。

そのことに言及しているのが2月3日のこのニュースです

当時、中国に足を踏み入れたことすらないアジア人も現地の「イエローアラート」の広告によって、公共機関から締め出されたり、様々な差別を受けたそうです。
中には、ヨーロッパ人は中国やアジアの人々と違う免疫体系があるので、新型肺炎に耐性があるが、アジア人にとっては生命を脅かす致命的な病気である、というニュースまで登場していました。
これは、まだほんの1か月前のことです。

なんでそんなデマが広まったのかというと、新型肺炎は中国人はヨーロッパ人より5倍脆弱であるという査読前の論文がSNSを通して広まったのが原因です。これも、新型肺炎が中国の作ったバイオ兵器であるという説の元になった、査読前の論文と同じですね・ω・

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2件のフィードバック

  1. より:

    「思われます」って…。

  2. 黒翼猫 より:

    >>1
    思えたから、探すきっかけになったって流れは別に変じゃないと思いますが・ω・

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