ウイルスバスター利用者さんのPCが惨事になってしまった事例の考察
メモリ4倍になりました
— けう♂ (@keu_0902) August 17, 2024
HDDのアクセス頻度が多すぎるというかSSD前提の設定なのかな❓
ということで仮想メモリの設定を見直すか
というか仮想メモリを全部実メモリに割り当てても余裕そうだが❓ https://t.co/JntQoCGfAC pic.twitter.com/gUfInOs0XQ
こちらは、久しぶりにWindows 10を起動したら、PCがあまりにも重いので、メモリを4Gから、16Gに増設してみたものの、ストレージへのアクセス率がキャパシティーの100%に張り付いてしまった事例。
何でこんなことになってしまったかというと、ウイルスバスターの仕様に原因があります。
ウイルスバスターは、ファイルのスキャンを簡略的に済ませるために、すべてのファイルのハッシュデータをデータベースに持っています。
ハッシュデータでファイルの情報を持っているので、巨大なファイルは短時間でスキャンできるメリットと、インストールした直後は非常に高速に動作するメリットがありますが、過去にアクセスしたファイルの情報をすべて保持しているので、データベースの肥大化とともにアクセスが非常に重くなるデメリットと、二度とアクセスすることがないファイル情報もデータベースに保存されてしまうデメリットがあります。
この仕様によって、ウイルス対策ソフトの性能比較等では素晴らしい性能が出るものの、実際のユーザーが使う環境では、使用期間に応じて著しくパフォーマンスが落ちるという現象が出るので、詐欺的な仕様だと考えています (((・ω・)))
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