武漢市の 2/12日の対応で分かる、SARS の致死率が中国だけ不自然に低かった理由
湖北省保険衛生委員会の発表によると、新たに感染者だと発表した14840人の内13332人はPCR核酸検査キットの判断では無く、医師の臨床判断によるものだと。検査キットの陰陽性反応だけでは正確に判断出来ないので、CTや症状、渡航や行動歴による感染の可能性等総合的に判断しなければならないようです。 pic.twitter.com/ihpZBB09a1
— 九寨溝飯館 (@eggtokyo) February 13, 2020
昨日、中国武漢市での感染者がいきなり1.7倍になったのですが、その理由が、検査による判断ではなく、医師の臨床判断に切り替えたからだとのこと‥‥。
いやいや、待ってください。SARSの時のことを忘れないでください。
感染者 | 死亡者 | 死亡率 | 医療従事者 | 医療従事者割合 | |
カナダ | 251 | 41 | 16.3% | 108 | 43.0% |
中国 | 5327 | 349 | 6.6% | 1002 | 18.8% |
香港 | 1755 | 300 | 17.1% | 386 | 22.0% |
台湾 | 665 | 180 | 27.1% | 86 | 12.9% |
シンガポール | 161 | 33 | 20.5% | 97 | 60.2% |
ベトナム | 63 | 5 | 7.9% | 36 | 57.1% |
世界 | 8422 | 916 | 10.9% | 1725 | 20.5% |
中国以外 | 3095 | 567 | 18.3% | 723 | 23.4% |
SARSを 適当に患者認定した、中国以外で致死率を見ると18.3%になります
今回、医療診断によるSARSの認定によって、SARSの感染者数が爆発的に増える一方、みための死亡率が低くなるため、おそらく、また中国の致死率より、最終的な海外の致死率の方が高いという逆転現象が出てくるのではないかと懸念しています
もう一つ。
実はSARS、今国内外で鼻咽頭吸引や、咽頭鼻全庭拭いによってPCR法で陰性か陽性か判断しているようなのですが、SARSの時、本来は感染しているのに検出できなかたのが発症から3日以内では7割、ピーク時でも4割が検出できないことが判明しました。
ところが、発症から14日目に、便からの リアルタイムPCR法で検査すると、100%が陽性になって検出できたというのです ・ω・
なので、最初に、鼻咽頭吸引や、咽頭鼻全庭拭いによって 感染者をふるいにかけた後、14日隔離後の検便検査で陰性なら解放する、というのが本来の正しい厳密な隔離政策だったということになります。
最初に30%、2週間後の検査で60%しか検出できないのであれば、3人に1人が検査を潜り抜けてしまうということになりますからね( ˘ω˘)
正直、もう日本の隔離政策は大失敗で、後2週間もすれば本格的なパンデミックが起こるんじゃないかと思っています。
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