XPのサポート終了に関する素朴な疑問
Windows 2000に XP終了のお知らせ を入れて遊んでみた ・ω・
の記事に少し解析を追加したので参考にどうぞ
Windows 2000の時もそうだったけど、XPも 4月8日(日本時間の4月9日)までに買い換えないといけないんじゃなくて。4月8日(日本時間の4月9日)に最後のセキュリティアップデートがリリースされるので。Microsoftのセキュリティの事前発表で脆弱性が見つかるまでに更新しないといけないのであって最短でも5月頭まで猶予あるんだと思うんだけど。
特に目立ったのは、YOMIURI ONLINEさんのこの記述だ
サポート終了間近、Windows XPがダメになる理由 : サイバー護身術 : セキュリティー : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
特にXPは、4月9日以降 「ウイルスに感染しやすいパソコン」 になる |
いや、なんかちがうから!
正確にはXPのサポート終了以降にゼロディが見つかったり、Microsoftの事前アップデートの通知でXPが影響を受ける脆弱性が見つかった時から。せめて『可能性がある』ってつけるのが正確。
どうしてもXPを使う、ということであれば、LANケーブルを抜き、WiFiも切ってインターネットに一切つながないこと。またUSBメモリーでの感染もあるので、USBメモリーは一切使わない。それならXPでも使い続けられる |
よくこういう記述見かけるんだけど、これは逆に、ウィルス定義の更新ができなくなるので危険だ。
『普段ネットに繋がず、必要に応じて少し繋げば大丈夫だ』みたいな考え方が出てきてしまう。
XPサポート終了後も1年から2年前後は、パターンファイルが配布されるので、感染してしまったウイルスの検知はできる。またXP上で動かすプログラムを限定することによりウイルスの実行を防ぐ製品や、感染したとしても再起動ごとに安全な状態に戻す製品などがある。それでも脆弱性を直すことはできないので、ウイルス感染を根本的に防ぐのは難しい。 |
そもそも、セキュリティ製品ってウィルスの実行前にチェックするから、感染しないわけであって、なんか違うような気がするんだけど、ちゃんとセキュリティ製品が入ってるのなら。セキュリティ製品の定義更新した上でブラウザやFlashPlayerやJavaのアップデートをしっかり行ってた方がよほど安全だと思うのだ・ω・;
普段ネットから切り離すことによって、ウィルス定義やインストールされてるアプリケーションが更新されないことのほうが遥かに危険じゃないのだろうか?
ネットから切り離して使うことより、更新できなくなったアプリケーションを使うのをやめさせたり、機能を制限させる方が重要だ。
例えば、XPのサポート終了後、絶対やってはいけないのが、Internet Explorer によるホームページのブラウジングだろう。
Office 2003もサポートが切れるので 2007以降を使うべきである
10年前ならいざ知らず、ルーターなどもあるこの時勢にOSの脆弱性を直接突かれてウィルス感染したなんて話は聞かない。
・Adobe や Justsystem や Office 製品による文書を開くことによる感染。
・Internet Explorer と Java や FlashPlayer の脆弱性 を利用した感染。
これが近年のウィルスの感染の9割を占めるのだ ・ω・
Internet Explorer は使わないか、セキュリティ設定で、ActiveXなどをすべて無効にする設定で使うしかない
PCの利便性は大きく減じますけれど、スニーカーオンラインを含めて、
一切オンライン(主にインターネット等)にしない運用をするなら、
セキュリティ対策ソフトの、ウイルス定義の更新云々に関係無く、
割と万全なセキュリティ対策だとは、思いますけれど。
問題点なのは、黒翼猫さんが指摘されている通り、
少し位なら大丈夫だろう……とか言う、意識の低い利用をする人達と、
スニーカーオンラインをオフラインと勘違いしている困った人達の
存在かな?と。
二十数年~三十年以上前のPC利用の様な、オンラインサービスを
一切利用しない、スタンドアロンのみでのPC使用なら、
充分、使えると思いますけれどね?まぁ、当時の感覚でなら兎も角、
今、その環境でPCを利用しようとしたら、利便性の低さに
音を上げる自信は、十二分にありますけれどね……ボクは。
今ふと思ったのですが、旧NHN(現LINE)のプラレールのオンラインゲーム?(少なくともニコニコアプリ版はサービス終了)はActiveX辺り使ってるらしくIE専用でしたね。
ここ等で色々見てる人からするとkんこくなんかが情報とウイルスとその他いろいろ(ry
と思ってしまいそうです。