Windows 2000で Picasa 3 の機能を 100%引き出す
Googleにマルチメディア編集ソフト Picasa 3というソフトが公開されています。
実は、Windows2000はシステム要件に含まれていないのですが、普通にインストールすることは可能です。
しかし、残念なことに動画編集機能が使えないようになっています。
これをWindows2000で使えるようにするのが、今回の実験です。、
まず、fcwinでpicasa3の実行ファイルをXP互換モードにします。
そして、kernel2k.tblに
*2KS4-70;Shlwapi.dll
の定義があることを確認してください。
kernel2k.tblは KDW 0.76bからサポートされた、局地的にバージョンチェックを外す機能で、これは OSごとに分岐処理がある SHLWAPIを 従来の互換モードで動かすための設定です。
kernel2k.tblは kernel32.dllのあるフォルダにコピーします。(簡易インストールならばカレントフォルダ、それ以外はsystem32)
動画編集モードには入れるのですが、動画ファイルの作成エラー(-1072886843)が出てしまいます。
これは、エラー 0xC00D0BC5 (NS_E_VIDEO_CODEC_ERROR) のことで、コーデック関連のファイルが足りないことがわかります。
実はwmsdmoe.dll というファイルが必要なのですが、これがWindows MediaPlayer 7 や8 をインストールしていない環境には入らないのです。
つまり、MeやXPにあって 2000にはない機能なのです。
というわけで、このファイルはWindows XP SP3 のパッケージファイルを手動で解凍すると wmsdmoe.dl_ というファイル名で存在します。
手動解凍については、アーカイブのインストーラーの起動オプションを参照してください。
system32に解凍した後、 regsvr32 wmsdmoe.dll を実行すると利用できる様になります。
試してみると、ちゃんと使えるようになりました!
動画がちゃんとエクスポートできます!
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Picasa 3が日本語対応--被写体を自動認識する「名前タグ」も利用可能に:ニュース - CNET Japan
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