PC向けのネットゲームは無線より有線の方が快適にプレイにできるという話
家のどこにいても、接続できて便利な無線(WiFi)環境ですが、
この間、ふとオンラインゲーム中に有線に切り替えてみたところ、レスポンスが全く別次元であることに気づいてしまいました。
最近のWiFiって速いから、そんなことないだろうと思ってたのですが、実際どの位速度が違うか測ってみました
まず、有線環境ですが、約 300Mbps 出ています
無線環境はというと…
約100Mbps といったところでしょうか?
3倍位の差があることが判明したのでした (・ω・)
まだまだ、可能な限り有線で使う方が快適のようです。
そもそも、そんなにデータ転送のあるゲームはあるのかって話なのですが、おそらく、転送速度だけではなく、レイテンシー(反応速度)も大きな差があるので、体感が違うんじゃないかと思います。
レイテンシとスループットはよっぽどスループットが低くない限りほとんど相関しないかと………一応、ACKを待たずに送れるウィンドウサイズが小さい通信プロトコルだとレイテンシでスループットが落ちる等のパターンもあるけれど。CIFSは比較的影響受ける方だったかな……スピードテストには不向き。
閑話休題。
情報系の教科書ど真ん中の話題として有線ではCSMA/CD、無線ではCSMA/CA系が基本ってのがあります。
有線だと線が空いたら即時送信開始して衝突検知を行うが、無線だと線が空いたらランダム待機してから送信開始する、って奴です。
abg辺りではこれ系なので(nとか新しい奴もそうじゃないかと思うけど知らない)、どうあがいてもレイテンシはボロクソです。その上2.4GHz帯は近所のWiFiやらBTやらその他雑多な無線電波で溢れています。
オンラインゲーム(特に反応速度が影響するMMOやらFPS)を快適に遊ぶなら、まっ先に捨てるべきなのがWiFiです。